いつだって人生は物語。
小学校の卒業アルバムの後ろに、「勉強なんかできんでよか! 人の気持ちのわかる人にならなにゃあいかん!」と書いた。キレイごとを書いて褒められようと思ったわけじゃなく、ほんとに忘れたくないと思って書いた。
傲慢だけれど、私の言葉ひとつで誰かを傷つけることなんて容易にできると思ってたから。だけど、大きくなって知り合う人が増えていくうちに、そんなに人の気持ちを気にして生きてる人はほとんどいないような気がしていた。気にしすぎる自分だけがバカみたいで、思いついたことをすぐに口に出そうと