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いかなる方法での振込手数料が無料にできる銀行のご紹介 2023/5/21更新

以前、「銀行振り込み手数料を無料にするために」という記事を掲載しましたが、今回は、その中でも、いかなる方法での振込手数料が無料になるというお話をしてみたいと思います。

やはり、今回の三菱UFJ銀行の2023年10月からの振込手数料値上げは、かなりの社会的インパクトだなと感じています。

そこで、前回の記事の中から、Prestia SMBC 信託銀行を取り上げてみたいと思います。
この銀行は、昔は、米シティバンクでしたので、システムが現在でも引き継がれており、国内の大手銀行にはない特徴があります。
いかなる方法での振込手数料が無料にできるのは、その一つだと思います。

結論から申しますと、

いかなる方法での振込手数料が無料になる条件があります。
その条件とは、月間平均総取引残高が、1,000万円以上です。
月平均で、預金、外貨などの残高総額が1,000万円以上あれば、振込手数料が無料にできます。
その条件とは、月間平均総取引残高が、1,000万円以上および、月間平均資産運用残高が300万円以上です。
この条件は、2023年4月から変更になり、月間平均資産運用残高が新たに条件が追加されました。
この条件が実際に適用されのは、2023年10月からとなります。(半年の猶予期間)
プレスティアゴールドのステータスが与えられ、振込手数料などの高待遇を受けることができます。

月間平均資産運用残高とは

新たに追加された条件である「月間平均資産運用残高」は、
1.外貨預金
2.ローン借入残高の25%
3.投資信託
4.記入商品仲介取扱商品
5.保険商品
6.合同運用指定金銭信託

の資産運用商品の月間平均残高を合計したものです。
この中でも、手っ取り早いのは、外貨預金ではないでしょうか。
しかしながら、最近、再び円安傾向になってきたので、タイミングが悪いですね。
筆者は、昨年に円高になった際に、米ドルの一部を円に戻したので、ちょっと後悔しております。

月間平均資産運用残高の説明

ちなみに、月間平均総取引残高の計算方法は、

月間平均資産運用残高も含んで、以下のように計算されます。

月間平均総取引残高の説明

月間平均資産運用残高も含くまれていますので、
例えば、
月間平均円預金残高:700万円以上
月間平均外貨預金残高:300万相当額以上

の2つの条件を満たせていれば、プレスティアゴールドのステータスを持つことが出来ます。(昨日の電話で確認済み)
注意すべき点は、外貨預金の場合、為替レートの影響を受けて変動しますので、少し多めにしておくのをオススメします。

いかなる方法とは、

・窓口
・ATM(キャッシュカード):(注意)現金は有料
・電話
・インターネット

の方法です。

他行宛振込手数料

その中でも、電話で振込できるのは、

当社調べでは、この銀行くらいしかないと思います。
電話で、振込できるのは、特に、高齢者などには有利ではないでしょうか。
1,000万円の資産をお持ちの高齢者は、いらっしゃると思います。

しかし、口座開設は、

支店窓口インターネットでの口座開設になります。
現在、郵送での口座開設はできません。
昨日、銀行のお方とお話をして、2024年4月を目処に郵送による口座開設ができるようにお願いしました。(2023年5月21日追加)
したがって、現在では、高齢者などインターネットやスマートフォンをお使いでない方は、ご家族、親戚などで、手助けが必要です。
支店も、大都市とその周辺だけなので、窓口に出向くのも障害が大きいでしょう。
口座開設はちょっと残念かもしれませんね。

電話で、しかも、無料で振込できるのは、かなり有利かと思います。

国内の大手銀行も、

預金残高で振込手数料に差をつけるくらいのことはできるのではないかと思いますが。
いかがでしょうか?

今回は以上です、ご参考になればと思います。

2023年5月20日 更新

2023年4月から、Prestia SMBC 信託銀行での各ステータスの取得条件が改悪され、その新条件が2023年10月から適用となります。
本記事投稿時には、筆者のステータスに変化がなかったので、誤認識をしておりましたことをお詫び申し上げます。
出る限り早く、ステータス各条件に関して、詳細を追加します。
筆者も、現在の残高では、2023年10月からはプレスティアゴールドのステータスを失うことになりますので、新たに、外貨預金等を追加する必要があります。タイミングが悪いことに、最近、再び円安傾向なので、条件が悪いですね。

Prestia SMBC 信託銀行からの通知文の一部

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