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放送大学関西チームの可能性

先日、第100回箱根駅伝の予選会にエントリーされたチームが公表されました。
関東圏外からのエントリーが11チームあったことが報道されていますが、そのチームの中に異色のチームがエントリーされていることに気付きました。

「放送大学関西」チームです。

陸上界ではほぼ聞いたことのない大学で、エントリーされている選手たちの年齢をみると下は22.3歳くらい、上はおそらく33歳くらいの選手がエントリーされています。

ネットで放送大学を調べてみると通信制の大学だということがわかりました。

通信制の大学で箱根駅伝予選会や他の主要大会へのチームとしてのエントリーはあまり聞いたことがありません。

ここからは私の推測なので確かなことは言えませんが、通信制の大学には仕事を持たれながら空いた時間で大学を卒業した資格を目指している方がたくさんいます。
その中で、仕事をしながら社会人として走っている人もたくさんいます。
また、一度は箱根駅伝を夢見て諦めた選手もたくさんいます。
「大学卒業の資格が欲しい」「箱根駅伝を諦められない」その条件がマッチした人たちにとっては、また箱根駅伝を目指すチャンスを作れるチームなのではないかと思いました。

しかも、通信制だからキャンパスに通っているわけではないので、それぞれが社会人として仕事をしながら、その後に練習をして、週末に一緒に練習や試合といった活動なんじゃないかなと思われます。

今の時代は大学もいろいろな形態があり、学ぶ人の年齢も多種多様です。
実質、人気としてはどの駅伝よりも箱根駅伝がナンバーワンなのは間違いない事実な訳で、いろいろ人が目指せる大会であっても良いのかと思います。

きっと後半の粘り強さは、若者たちより経験値がある可能性が高いので、おじさんランナーたち(と言っても私から見れば若者たちですが…)の活躍を楽しみにしたいと思います。

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