箱根駅伝予選会

「記録」にも「記憶」にも残らなかった最後の予選会が僕に教えてくれたもの〜大学生㊸〜

立川で行われた箱根駅伝予選会。あの異様な盛り上がりと緊張感は、これからの人生において経験することはおそらくないでしょうね。それくらい特殊なものでした。

早く終わってほしいけど終わってほしくない、、、言葉にうまくできないですが、無理矢理はめ込むとすればこんな感じです。

大学を卒業してから予選会の会場に再び足を踏み入れるのに12年かかりました。箱根駅伝のテレビ中継を直視するのに、5年かかりました。

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最後の予選会「前夜」〜大学生㊷〜

夏が過ぎればあっという間に秋。この時期は毎年あっという間に時が流れていくのを感じていましたが、大学生ラストイヤーはとにかく早い!時間の感覚って不思議なもんですよね。

noteを書くに当たって、当時の練習日誌をよく見るのですが、この時期の練習日誌は実は空欄が目立ちます。そもそも、練習日誌は提出用と自分で見返す用の2種類作っていたので、表面的な練習内容は「提出用」を見ればわかるのですが、その時の想い

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拙い文章ながら、これからも色々なことを文字化していきます!
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個人と集団の関係性から考えるチームビルディング〜大学生㊶〜

大学4年生の夏の思い出をもう一つ。

掘り起こせば一つどころかいくつもあるのですが、そんなことをしてたら話が一向に進まないのでもう一つだけご紹介。今回は最後の夏に考えていたことを今の自分の立場で分析してみました。ちょっと小難しい?理屈っぽい?お話です。脱落せずに読んでもらえたら嬉しいです(苦笑)

■個人と集団のウラハラな関係

よく、陸上競技は個人スポーツと言われますが、自分だけで完結するかと言

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最後の夏の過ごし方〜大学生㊵〜

ゴールデンウイークが近づいてきました。今年は夢の10連休ということで世間は色めきだっていますが、5月の半ばごろになると暑い日が増えてくるので、この時期を境にトレーニングがキツくなるイメージがあります。走りやすくて気持ちいい時期は短いですよね。

4年生の春シーズンは怪我に泣かされた時期でもあったので、夏にかける想いは特別でした。ただ、走るだけに没頭できた時期でもなくて、結果的に色んなことを考えて過

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ランナーを支えるシューズの話〜大学生㊴〜

ランニングシューズのマーケットがザワつきだしたのは2017年5月ごろからでしょうか。それまでトップアスリートが履くレースシューズといえば、アシックスやミズノ、そしてアディダスといったメーカーが主流でしたが、その流れを大きく変えたのがナイキでした。”厚底シューズ”の登場です。今や箱根駅伝の常連校では多くの選手がナイキのシューズを使用し、マラソン中継を見れば、同じようなシューズを履いた選手が並んで先頭

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疲労骨折と父のことば〜大学生㊳〜

箱根駅伝のエピソードでよくフォーカスされる鉄板コンテンツが「4年生にまつわるエピソード」。箱根駅伝にかけてきた時間が作り出す人間臭さは下級生には真似できないものがあるので、陸上をやっていなかった人でも共感したり、感動したりして心揺さぶられるエピソードがたくさんあります。僕も毎回涙ぐまずに見ることはできません。こういう時に、立場が「関係者」からすっかり「箱根駅伝ファン」になってしまったなと感じます(

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4年生としての自覚と変化〜大学生㊲〜

ここまでガッツリ陸上競技のことを書いておきながら、小さいころは大学4年間を箱根駅伝のために捧げるなんて、夢にも思っていませんでした。普通の小学生でしたし、中学生になった当初は部活動の意味があまりよくわかっていませんでした。陸上部に入ったのも強いモチベーションがあったわけではなく、部活動の雰囲気が気に入って入ったというような感じでしたからね。

当時、「体育会系」と聞くと非常に野蛮な世界だと思ってい

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2019年2月6日 今朝の一枚

田母神一喜選手が中央大学主将になって目に見える変化としてあらわれたのは「選手ブログ」をはじめたということ。

リレー形式でブログを通じて選手の考えや日常を伝えていくという試みそのものは、そんなに目新しいことではありません。有名なところでは早稲田大学競走部・部員日記が2004年6月から帰省期間以外は続いていますし、(2014年1月5日までさかのぼると、大迫傑選手のあまりにもすっきりとした日記も残って

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お前は勝てる!それだけの練習をやってきたんだ!(立川ハーフ大八木監督)
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2019年2月5日 今朝の一枚

別大マラソンで中電工の二岡康平選手が2時間09分15秒、日本人トップで走りMGC出場権を獲得しました。

ちょうど3年前の箱根駅伝が終わったばかりのころ、NumberDOで大八木監督にインタビューをしたことがありました。テーマは「駒澤大学は砧公園で箱根を獲る!」というもの。砧公園の取材にかこつけて、聞きたいことがありました。毎日のように砧公園でジョギングするたびに、選手たちに抜かれながら駒澤大学の

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あと5秒速く走れ!2018びわ湖 ラスト500m大八木監督→中村匠吾
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最後の学年にかける想い〜大学生㊱〜

前回の更新からすっかり時間が経ってしまいました。

箱根駅伝にまつわるいろいろなお話は自分のなかでとても核になるものなので文字化するのにとてもパワーを使いました。すっかりエネルギー切れ(笑)

「箱根駅伝my物語」はほぼ失敗談です。うまくいかなかったお話ばかり。ただ、成功談だけが意味あるお話か?と問われればそうじゃないと思っていて、うまくいかなかったこと、失敗したことも自分のなかでどう解釈していく

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