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【最東端犬吠埼で日本一早い絶景日の出と塩っぱい温泉を堪能】千葉県銚子 絶景の宿犬吠埼ホテル宿泊記【おひとり様女子旅記録】

千葉県犬吠埼で、泉質の良い温泉で
景色が最高で
食事の良い老舗ホテルということで名高い
犬吠埼ホテル。

久しぶりの宿泊です。

前回の宿泊はコロナ禍の緊急事態宣言中。

ひとり旅プランは食事の提供を中止していました。
2食付きひとり旅プランが復活した今
食事も楽しみな再訪です。


銚子駅からスタートです。
銚子は醤油の町。

日本一経営がヤバいらしい
銚子電鉄に乗り換えます。


いつ来ても何度来ても
この位置で電車の写真撮っちゃうよね
いまどき紙の切符を
車掌さんから買うシステム。

車掌さんがおじさんだった…
アイドル車掌ちゃんはどうした⁈

アイドル車掌ちゃん↓

写真集まで出てた。
いつ乗ってもアイドル車掌ちゃんに会えたのに。

銚子電鉄の車両は、やたらレトロで
楽しい。

米津玄師のカムパネルラのMVで使われた車両
この広告ったら。

いちばん前の特等席が
空いているじゃないですか!移動!

この「緑のトンネル」が好き。

…でふと運転席に目を向けると

あ!!!
アイドル車掌ちゃんが
運転手ちゃんになっているではありませんか!

すごーい。相変わらず華奢すぎるー。

これって盗撮…?ごめん、あまりに嬉しくて。

あっという間に犬吠埼に到着。

電車を降りると広がる
キャベツのにおい。

この辺は見事に一面のキャベツ畑なんです。
駅に降りた瞬間鼻腔に広がるキャベツの香。

お宿までは歩いて五分ほど。すぐです。
犬吠埼灯台経由で向かいます。

君ヶ浜から犬吠埼灯台をのぞむ。

少し早めだけどお宿に到着。

エントランス。
以前はペンギンさんたちが飼われていたのに
居なくなっていた…

15時からのチェックインに1時間も早かったのに
案内して頂けました。


玄関横にあるフロント。
チェックイン手続きはテーブルで行なわれます。

「以前もいらっしゃっていただきましたね、ありがとうございます」って言われました。
前とは違う旅行サイト使ったのに(クーポン狙いで)
さすがやな…

ウェルカムドリンクとしてどうぞ選んでくださいね、と言われて
小さな缶がたくさん入った冷蔵庫から
ビールを選んでお部屋へ。

お部屋は2階の八畳和室です。

かつては仲居さんが荷物を運んだりお茶を入れてくれたり…という昔ながらの温泉旅館だったようです。
今はリノベーションして洋室ベッドの部屋もあるとのこと。
お茶請けとウェルカム缶ビール。
500円チケットは夕食のお酒で使うことにしましょう。

目の前は太平洋が一望できる眺めです。
「絶景の宿」にふさわしい。

青い空〜青い海〜

大浴場は地下にあります。
内湯、露天風呂ともに十分な広さ。
利用時間は夜24時まで、朝は5時からとなっていて、男女の入れ替えはありません。


大浴場入り口


コロナ対策のためかお部屋にはタオルがなくて
バスタオルとフェイスタオルを入り口でもらい
都度使い捨てにしていました。

ここで必要なタオルをもらいます。

お風呂は
内湯は温泉ではないようです。
露天風呂は全て温泉で
寝湯と化石海水源泉濁り湯と
打たせ湯のある大きな岩風呂と
ツノマタという海藻風呂と…種類もたくさん。

源泉温度が25度なので加温されていますが
それぞれが色々な温度になっているので
のぼせることなく長時間楽しめます。

内湯。not温泉。
手前がジャグジーでぬる湯。
奥は熱め。


サウナあります。
水風呂あります。
露天風呂への扉、やたら重たくて
開閉めちゃくちゃ大変だった。
お年寄りの方大丈夫かな。

ツノマタという海藻温泉風呂は1番ぬるくて
体温プラスアルファくらい。
お肌トゥルントゥルンになります。

ツノマタ…千葉県民の私も
聞いたことも食べたこともないんだが。
トロトロのお湯。
寒天みたいな海藻なのかと想像する。

海がよく見える。
通りを走る車もよく見える。

ということは、走ってる車からも
こちらが見えるんじゃない?

ということで、車が見えたら中腰に。

伸びたり縮んだりしながら露天風呂を移動します。

岩風呂。
ぬるめ設定です。40度くらいかな。
濁り湯のうえ、床に段差がところどころあるので
要注意です。


打たせ湯。


源泉らしい。


寝湯。熱め設定。
「寝湯」とか言ってるけど
とても寝られる形じゃない。
滑るし。

色んな温度でもそれぞれ塩分の強さが感じられて
よく温まるのですが
やはりかすかに塩素臭が。

実は私のお目当てはこちらだけなんです。
映えない小さなポリバス。
このお湯は塩素なし。

化石海水源泉掛け流し濁り湯


この浴槽の小ささが
お湯の良さを証明しています。

ほとんどの時間、この浴槽に沈んでいました。
温泉のいい香りがするし、めちゃくちゃ温まるし
かなり塩っぱいお湯だけど、ベタベタしない。

他の人が来たときは別の浴槽に移動するのですが
ポリバスで見栄え悪いからか
人気ないんですよね。もったいなーい。

夕食は18時か18時半の選択。
18時でお願いしました。
場所は1階にある「浜木綿」という半個室の
食事処です。

食事処入り口。
このようなセッティングされてました。
半個室なので落ち着いてゆっくりいただけます。

お酒のメニューが豊富で迷う迷う。
銚子の誉 純米酒をいただきました。


飲みますわよぉ

地元の食材をふんだんに取り入れた食事は
質量共に充実しており
スタッフの方々が細やかな気配りで
こちらのペースに合わせて温かいものは温かく最高のタイミングで
お料理を配膳してくださいました。

千葉豚が柔らかく、ゴマだれが美味しかった。
海鮮鍋やお造りも新鮮でお酒に合う合う。
桜海老の炊込みご飯はおかわりをお願いするほどでした。
地元産の海藻やつみれ入ったすまし汁も美味でした。

どこをとっても美味しい、美しい。
大満足の夕食でした。

お醤油のこんな説明も。

そういえば、前も感動したんですが
こちらのお宿の浴衣の紐、小物入れポケットが
付いてるんですよ!

小銭のがま口を入れてみた。

こういうの好きです。

お風呂は24時までやっているのですが
夕食後はどなたも来ませんでした。
夕食会場はそこそこ満席のようだったのでたくさんの方が宿泊されていると思うのですが…。

この日はお天気が良くて風も強かったからか
満天の星空。時々飛んでいく飛行機。
めちゃくちゃ幸せな露天風呂時間でした。

降り注ぐ星空はどうしてもスマホじゃ撮れない。

翌朝は5時からお風呂に入れます。


昨日と同じ浴槽で日の出まち。
日の出時刻ギリギリまで身体を温めまくります。

海岸線が赤く染まってきて間もなく日の出。
そのまま極寒の屋上へ!


お部屋からも日の出は楽しめますが
ここはぜひ開放されている屋上へ!

海からの日の出の美しさに目を奪われます。

犬吠埼は日本の最東端。
日本一早い日の出です。
灯台と朝日。
1/16、日の出時刻は6時48分。
お部屋のテレビ番組表にその日の日の出時刻が
記入されています。

この屋上からの
「日本一早い日の出」を見れるだけでも
このホテルに泊まる価値があると思います。

朝食は7時半か8時かの選択で、7時半をお願いしていました。
朝食前に屋上で冷えた身体を
サッと内湯の熱いお湯で温めて…と思ったら
冷たくなっていたのは顔と手先だけ。
さすが温まりのいい温泉です。

食事会場は夕食と同じところ。

このようにセッティングされてました。

ご飯とドリンク類などはセルフです。

白がゆ、白米、あら汁。
煮物、納豆や海苔、ヨーグルトなど。
お茶やコーヒー、ジュースなど。

朝から分厚いお造りやらパリパリの鯖やら
超豪華版です。
あら汁って書いてあるけど
骨ひとつなくて全然アラじゃない。

チェックアウトギリギリまで沈むよ

朝食後も誰もお風呂に来ませんでした。


ロビーフロント。

温泉の良さと
ホスピタリティに大変満足できるホテルです。

帰りは銚子駅までバスで行きました。

バスの車窓に広がるキャベツ畑。


千葉県 犬吠埼温泉 黒潮の湯(化石海水温泉)
絶景の宿 犬吠埼ホテル
泉質:含ヨウ素ーナトリウム-塩化物強塩温泉
源泉温度:25度
入浴可能時間:チェックイン〜24時
翌5時〜チェックアウト
2024年1月15日(月)宿泊
一泊2食17,000円+入湯税150円

この日は小正月。

お正月の行事が続き
忙しかった主婦が一息つける日なので
女正月(おんなしょうがつ)と呼んでいる地方もあるそうです。

昔の女性たちは
年末年始はとても多忙だったのでしょうね。

それらが一段落して
ようやくひと息つけたのが小正月の日。

実家に帰省したり
着飾って芝居見物に出かけたり
女性同士で酒宴をひらいたり…
女性が骨休みをする日だったんですって。

なるほど、女正月ね…という大義名分のもと
旅に出ました。

書初めやお正月飾りを燃やす
どんと焼きの日でもありますね。

この煙をあびることが
1年の健康につながるとも。

みんなみんなに暖かい日々が来ることを願います。

まずは自分が元気で初めて
元気を届けられる。

小さなことだけれど
積極的に元気に過ごして参ります。

そしてその先
誰かに元気を届けられるように。

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