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母ってこういう人。

最近気づいた母の性質。

私が色々と不満や不安を口にすると

「大丈夫や。」

「そんなもんや。」

って言います。



最近は、私の感じた子育てでの不安や他の人の子育てで「??」って思ったこと、「私はしたくないな」って思うことをぽろっと言おうもんなら、ほぼ確実に共感されません。

例えば先日お友達と遊んでいたときに私が受けたプチ衝撃を母に伝えた。こんな風に。


「遊んだ友達(子ども2人。2人目が我が子と同じ月齢)、お姉ちゃんの送り迎えとかでバタバタするからなかなか妹の食事の時間をとることができないみたいで、ミルクで済ませることがあったりするみたい。ほんでお腹空いたとぐずるから、ちいさな赤ちゃんせんべいを8袋と噛み応えのあるおやつを常に食べてるみたい。なんだか心配・・・」




すると、
「子どもはそんなもんやろー食べたいものを食べるもんやで。食べてんねんから大丈夫。第2子やし、そんなにかまってられへんやろ。」

との返事。



「・・・ほんでな、寝るのもお姉の方が翌日の保育園あるから寝かしつけ重点的にされてて、妹は一旦リビング横の和室でおとんが寝かせようとするらしいんやけど、寝ないときはそのまま12時とかになってて、そっから寝るんやって。ほんで次の日12時まで寝てたりすることあるらしい。」


すると、
「子どもやからそれくらいねるやろーたくさん寝てるやん。」

との返事。




何を言ってもこんな感じです。

確かに、まぁ生きてるし、ごはんもらってないわけじゃないし、寝てないわけじゃないし・・・って思ったりします。



今までもこういう返しのことが多く、そのたびになんとなく少し悲しいというか恥ずかしいというか、そんな気持ちになります。


同意を得られなかったこと。同意を得られると思っていたということ。
人の批判をネタに会話をしようとしていたこと。
なんなら人のできていないことをネタにすることで、自分ができていることを再確認したいと思っていること。


こんなことを思っているのではないかと思って、悲しく恥ずかしくなります。



それでも、「これなら母は同意してくれるかも」って話しちゃう。


育児だけじゃなくて仕事の話もそうです。

でもほぼ確実に共感されません。




先日、その友達の話がやはり共感されなかったことで私は気づきました。

『ほぼ共感されたことない』ということを。

そして、共感されない話は、批判・否定の気持ちがある話だということを。




これは、母からのメッセージなのか。


母は私が他の人のことを批判したり否定したりするようなことがないようにしてくれてるんかな?

母は私の凝り固まった考えをほぐそうとしてくれるんかな?

母は私に子どもは強いから何とでもなるでって言ってるんかな?


意識してしているかは分からない。
反射的にそうしているのかも。娘がよそ様のことを悪く言うことのないようにって。


なんにせよ、今回のことで私は気づいたのです。
母とは前向きな話が多い、それは母のおかげなのかもしれない、というこを。



こんなことを夫と話していたら、「お義母さんは、そんなに心配しなくても大丈夫やって安心させるためにそう言っている気がするなー」って一言。

夫と一緒のときも、母の「大丈夫やで」ってのがあるみたいで、それを聞いている限りではそんな感じを受けるらしいのです。


そうなのかな。

そして、私は自覚がないだけで心配症なのかな、とも。



そしてもう一つ気づいたことがありました。

それは、私も職場などで先輩から「ちょっと来て」と人気の少ないところに連れていかれて聞かされる人の悪口を聞いた時、「そうなのですか。でももしかしたらこんなことが原因かもしれないですよね。」といった具合に無駄に共感しないことが多いということ。


共感を得たくて私を人気のないところへ連れていくんだと思うのですが、人気のないところで2人の間で交わされる人の悪口って、ただの悪口なので聞いていてもいい気しないんです。

だから、極力共感しない。相手を気持ちよくさせないようにしています。

そして、極力人気のないところへ連れていかれないようにしています。(難しいですが)

だんだん共感を得られないから気持ちよくなくて、そういう話は減ってきますけどね。

どうしても言いたいときは、人がいるところで、その人の行為のまずさについて話しています。




あ、そうか。
今まで母と話してきて母にされてきたことを無意識にしているのか。

そして、私は母に先輩たちと同じことをやっているのか。


そんな気づきがありました。

そして、家庭での会話はこんな風に影響するんだと思ったら、息子との会話や夫との会話ってすごく大切なんだなということも再確認できました。






「家事育児なめんなや」


なんて言ってちゃダメですね♡




では、また。

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