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超々ド級初心者のための中国語の歌(仏教ポップスの一つより)

「現代人として、ある程度、中国語を知らないとまずいよなあ。
でも、中国語をちゃんと勉強するの、しんどいよなあ。
できれば、歌を聞いているうちに何となく、語学が上達したらいいなあ、、」
とずうずうしいことを言っているあなたにピッタリの歌があります。


孟庭葦[もうていい Meng Tingwei]、通称「亜亜」(ヤヤ)

祈請阿彌陀佛
[ qi qing a mi tuo fo、きしょうあみだぶつ]

です。

歌詞は、念仏「南無阿弥陀佛」

[na mo a mi tuo fo、なもあみだぶつ]のみ

です。

ただ、馬鹿にしてはいけません。
「陀」(tuo、トゥオ)

「有気音」、つまり必ず「息が出る発音」でなければなりません。

手のひらを口の前にあててください。
そして、
「トイレ!」
と発音してください。
息が手に当たるでしょう。これです。

一方、
「レート」
と速く発音すると、口にほとんど息が当たらないでしょう?
これでは駄目なんです。

単語の中ではなく、「単語の頭」に来る「ト」なんです。

「佛」[fo,フォ]の発音
も油断なりません。
英語の「F」と同じように下唇[したくちびる]を嚙まなければなりません。
両唇[りょうくちびる]を離して中空で鳴らす日本語の「フォ」では駄目です。

それから、浄土真宗関係者の皆さま、
私たちは、名号「南無阿弥陀仏」を
なも
あみだぶつ、
と読みますよねえ。
でも、
「なもあみだぶつ」をスマホやパソコンで変換しても、漢字に変換されませんよねえ。
「なもあみだぶつ」のままですよねえ。

一方、
「なむ」
あみだぶつで変換すると、バシッと一発で、
「南無阿弥陀仏」
に変換されますよねえ。
そうすると、もしかして、「南無」は「なむ」が正しいのであって、
「なも」と読む自分たちは違っているのかもしれない

と自信がぐらつきますよねえ?

しかし、
「古代インド語や中国語の仏教ポップスにおいては日本で一番知識がある男」
と勝手に一人で思い込んでいる
私の経験からすれば、
「南無」を「ナム[nam,namu]」と読んでいる歌は一つも無いです。
全て「ナモ[namo]」です。
ですから、全ての浄土真宗関係者の皆さん、

「南無」を「ナモ」と読むのは間違っていない!


自信を持ちましょう!

で、忘れていました。<(_ _)>
肝心の

祈請阿彌陀佛[ qi qing a mi tuo fo、きしょうあみだぶつ]


です。
https://www.youtube.com/watch?v=VPswwmXVU7w
祈請阿彌陀 - YouTube

これは事実上、「子守歌」でもありますね。
癒し系」でも「ヒーリングミュージック」でもいいです。

ちなみに、歌い手
孟庭葦[もうていい Meng Tingwei]、通称「亜亜」(ヤヤ)
は、
若いころ美人アイドルとして売れていました。
それが、中年になってから主に仏教音楽を歌う歌手になりました。
仏教音楽はおそらく彼女のライフワークです。
台湾や香港ではこういう芸能人はけっこう多いですね。

芸能人は精神のバランスを崩しやすく、麻薬に走ったり、鬱[うつ]になったり、最悪、自殺する人も珍しくありません。
そんな中で、こういう宗教音楽は心のバランスを保つのにとても効果があるようです。
仏教ポップスを歌っていてしかも自殺した、という事例を私は聞いたことがありません。

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令和6年=2024年2月4日

追伸:
検索のためのキーワード 「仏教華流ポップス」
令和6=2024年3月12日

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