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【里芋(子芋)の皮むきに苦戦する。親芋はコスパが良くて好き】

私は筑前煮を毎週作っている。1週間分まとめて作るので意外と時間はかかる。その材料は鶏肉、人参、こんにゃく、レンコン、ごぼう、それにカルシウム不足を補うため私は大根を入れる。そして最近は里芋(親芋)も。以前は里芋(子芋)の皮むき作業が苦手で使わなかったけれど最近は親芋の存在を知り、筑前煮に入れるようになった。里芋といえば子芋だと勝手に認識し、まさかこんなデカい芋が日本に存在するとは。オッサンになるまで知らなかった(つい3か月前に知りました)。巨大芋はミクロネシアや赤道に近い国の人が食べるタロイモだと記憶していた。味はねっとり感のある子芋のほうがおいしいけれど、皮むき時間が短くて済む親芋をどうしても選んでしまう。面倒な作業が大嫌いで料理は味より時短を重視している。

里芋のことを調べると、
『古い時代に伝播した作物で古代マレー民族の移動とともに太平洋一帯に広がった。我が国にも南方民族の移動により伝えられ、「万葉集」にもその名称をみることから、縄文または弥生初期からあったと想像される』(野菜園芸大百科 13 農山漁村文化協会)。
ネットで検索しても”里芋は稲作より以前に日本に入っていた”など。
我々のご先祖様が縄文人のころから食べていた食材だ。サツマイモとジャガイモが日本に入ってきたのは西暦1600年頃で、それより約2000年前から里芋は日本で大活躍している。現役バリバリの大ベテランである。

小麦や乳製品は昔の日本人があまり食べていなかった食材で戦後、需要が急増した。その結果、グルテン不耐性や乳糖不耐性などの問題を引き起こしている。その民族が長年食べ慣れていないものには注意が必要だ。縄文時代から食べられている“里芋”は日本人にとってお米と同様に我々の体に適合しやすい食材といえるだろう。

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