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「子離れ」を目指すはずが息子の帰りに「いそいそ」する私020

私の土曜日のルーティンは、起床→ YouTubeでヨガ→掃除洗濯→観葉植物の水やり諸々から始まり、それらが一通り終わると、晴れて自由の身に。
そして自分だけの至福の時間が始まる!

本を読んだり、動画や映画を見たり、noteを書いたり・・・

さらに、2週間に1度は県立図書館に行くのも土曜日のお気に入りのルーティン。

今日は、その図書館に行く日だった。

はずが・・・

今日はちょっと事情が違った。

結婚して近くに住んでいる息子から、昨日LINEが来たのだ。

「明日、昔俺が使ってた布団取りに行く」

息子は妻が単身赴任中で、目下一人暮らしの身。
でも、なかなか実家には顔を出さない。

子離れを目指している私としては、いい距離間のはず…

でも、時々息子が元気にしているか気になり、LINEでちょっかいを出してしまう。
(あくまでもお嫁さんには気づかれないよう遠慮しがちに・・・しているつもり😅)

その息子が来るのだ!久しぶりにやってくる!ひゃほーい!🥰
とばかりに舞い上がり、
「せっかく来るならお昼ご飯か夕飯か食べてく?」と恐る恐るLINEしてみる。

息子の答えはこう
「お昼ご飯ちょっとだけ食べようかな」

そう。息子の優しさがにじみ出る返信。(・・・と私は思っている💦)

「ちょっとだけ」ということは本当はそんなに食べたくないし、正直めんどくさいなぁと思いつつも、むげに断るのも母さんかわいそうだから・・・

からの「ちょっとだけ」
あくまでも「がっつり食べてゆっくりするつもりはないよ」の隠れたサイン。(・・・と私は受け取っている💦)

で、母は午前中のルーティーンをぜーんぶすっ飛ばし、いそいそと昼食作りに取り掛かる。

「ちょっとだけ」って言ってるからには、和定食的なものは嫌がられる。
ここぞとばかりに豚汁や煮物なんぞ作ろうものなら、引かれる。
かと言ってラーメンやお蕎麦のような麺類は、普段から食べているはず。

「ちょっとだけ食べる」に適したお昼ごはん?
でも決して手抜きではなく、母の愛情たっぷりの?・・・と母の頭はフル回転!

で、導き出した答えは? そうアレ!
(じゃかじゃかじゃかじゃーん!ドラムロールのつもり)

ホットサンドに決定!

いつもの具に加え、ポテサラもはさんでおこう!

準備万端の母の想いをよそに、待てど暮らせど息子は来ない。
平常心を装い、掃除機なんぞかけてみる。

やっと3時前に来たかと思うと、目当ての布団を車に積み込み、「3時半には帰る。」と言うではないか。

慌ててホットサンド作り、暖かいコーンスープも入れ、他にも食べさせるものはないかとキョロキョロする私。

息子はさっさとホットサンドを食べ、「じゃあまた」と颯爽と去って行った。

束の間の30分!

母親の想いを知ってか知らずか、「美味しかった!ありがとう。」と爽やかに去って行く息子の後ろ姿に
「ここはcafeか!」とツッコミを入れてみる。

息子よ!母の愛を知れ!笑

新婚時代にもしなかった「いそいそ」を深く味わった今日も良い一日でした😊

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