ダスクヴィジル修羅じゃん

これやらないとマウントで空を飛べないことに気が付き、適当なタイミングでお友達にお手伝いしてもらってチャレンジしてきた。大感謝。

クエスト名:廃砦捜索 ダスクヴィジル
場所:クルザス西部高地 聖フィアネ連隊野営地 ウィルドテオ
受注条件:メインクエスト「円形劇場の激闘」をコンプリートしていること

何も考えないでストーリーを読んでみたら、想像よりも「うわ」て感じだったのでまとめておこうと思う。

ダスクヴィジル:自分用振り返り

クルザス西部高地、聖フィアネ連隊野営地に行くと場所に似つかわしくない人物が一人、聖職者の格好をした男がいる。
彼の名はウィルドテオと名乗る。

彼に話を聞くとイシュガルドが皇都を守る防衛線として建設した対竜要塞「ダスクヴィジル」という要塞があったそうだ。
第七霊災によりひどく損壊し、現在は廃墟と化しているその地にイシュガルドの秘宝、ブルーサファイア「氷槍石」が遺されたままなのだという。
彼はある目的があって、その秘宝を取り返したいと冒険者に訴えてくる。

というのもクルザス西部高地で協力者はみつからなかったからだ。聖ネフィア連隊に所属する人たちは、皆ドラゴン族の討伐に夢中。武名を高めて別の地域へ異動したい思いが強いクルザス西部高地の貴族たちにとっては、廃墟のお宝探しは興味のないものなのだろう。

その「秘宝」はダスクヴィジルの礼拝堂に祀られた戦神像の額に嵌められていると聞いた冒険者は、さっそく門番であるナディニーにダスクヴィジルの門を開いてくれるよう頼むことに。
彼女に話を聞くと、ダスクヴィジルの内部も魔物や竜族の巣窟になっているだけでなく、空を飛び回る巨大な影も見えるという。

一通り城塞内を攻略し、「氷槍石」を回収してウィルドテオに手渡すと、彼の息子が襲い掛かってきた亡霊「剣光のユヘルメリック」であることが判明する。

彼はデュランデル家の騎士団長としてダスクヴィジルに赴任し、それを機に結婚。愛の証として秘宝であった「氷槍石」を手に入れ、ハルオーネ像の額に据えた。
ところが肝心のその砦は霊災によって崩壊、寒冷化で孤立し、戦いを経ずに陥落してしまい、そこで指揮官だったユヘルメリックも殉職。

ウィルドテオは騎士として役目を全うした息子の死を受け入れることができたが、妻のほうはそうはいかなかった(そりゃそうだ新婚さんだもの)。
夫の死を受け入れることができず、毎日ユヘルメリックの分の食事を作る始末。

私はそれを受け入れることができたが、かわいそうなのは義娘だ。
未だに夫の死を信じられず、魂が抜けたような顔をしている。
……毎日、息子の分の食事を、食卓に並べるのだ。

ウィルドテオのセリフより

ただ愛の証であったこの宝石を見れば、夫の死を受け入れ涙を流すこともできるかもしれないとウィルドテオは言う。
最後にユヘルメリックの妻が涙を流せたのか、夫の死を受け入れられたのかは分からないが彼ら残された家族に平穏があればいいなと思う。

「騎士の日記」から起こったことを推測する

状況的にはスチールヴィジルに非常に似ているけれど、ダンジョン内に出てくるモンスターはちょっと毛色が違う。そのへんは差別化されているようだ。

で、肝心の日記はダンジョン内に登場するものが全部で5つ、総合してみるとこんな内容だ。

第七霊災が発生し、ダスクヴィジルの要塞は崩壊。しかしイシュガルド本国からの救援はなく、砦を守ることを決めたユヘルメリックたちだったが、備蓄食料が尽きて、内部で反乱が発生。
なんとか鎮圧したものの尽きた食糧の代わりに彼は「新鮮な肉」を口にして……。

騎士の日記まとめ

第七霊災によって荒廃したと発言があったように、この日記は第七霊災が発生したあたりからスタートしている。
「降り注ぐ隕石、黒き影が放った炎」は、衛星ダラガブとそこからあらわれたバハムートのことを表現していることが分かる。
また、この時点で兵士たちが動揺して「第七霊災が到来した」と言っており、エオルゼア世界では霊災が定期的に起こる一大イベントであることがわかる。それか、終末思想的なものが蔓延していたのかも?と思って調べたら
こちらに第七霊災直前の出来事がまとまっていた。
恐らく預言書が広がっており、いくら閉鎖的なイシュガルドと言えども知っていただろうことが分かる。

冒頭時点でダスクヴィジルは相当な損害を被っており、恐らく今のダスクヴィジルの状況に近い崩壊度合いとなったのだろう。
ところがユヘルメリックは帰還することはせず、砦を死守することに決めた。パスカルレーはこの判断を支持している。

第七霊災直後のイシュガルド本国の動きは分からないが、恐らくそれどころじゃなかったのではないだろうと思う。そのために新たな配給を獲得できず「新鮮な肉」を彼らは口にすることになった。
「直前で凄惨な戦いになり、多くの命が失われてしまった。」と書かれていることからも、たくさん人が死んだおかげで新鮮な肉を手に入れることができたのだろう。

私は罪を犯した。穢らわしい罪だ……そう、罪なのだ。だが、生きるためには必要だった……。
家族の元に帰るには、生き残らなくてはならない。だが、生きるとは、いったい何なのだ?
奴らは、動いているではないか! 死んでいるはずなのに!

ということでその新鮮なお肉を仕方なく食べたのだが(実際そういう事件は現実にも存在し、特に有名なものと言えばウルグアイ空軍機571便遭難事故とか)、そのせいで幻覚を見たのか、死んだはずの彼らは動き出し、恐らく生き残っていた人々も死んでしまった。

まあ実際敵としてゾンビ的なものが現れるので、幻覚ではなく実際に彼らは死体となって動き出し、それがユヘルメリックにまで波及したんだろう。つまり、ユヘルメリックは最期の食事として人肉を食らったはずだ。

なぜ人々はゾンビになってしまったのか

まあ普通に考えると2つのパターンが想像できると思う。

  1. 彼らの中に流れる「竜の血」が影響を及ぼした。

  2. 死体がそこにいた亡霊的なものの影響を受けた。

1.彼らの中に流れる「竜の血」が影響を及ぼした。

メインストーリーの中で、イシュガルドを立ち上げた12貴族の中には一般民衆の中に戻っていった人もいることが分かる。
そのことが理由となってイシュガルドの人に竜の血を飲ませると、竜化してしまう…これこそがニーズヘッグの復讐の一環であると語られた。

つまり、要塞内で肉を食われた人たちも薄い竜の血を持った竜の肉であるともいえる。うすーい竜の肉を食った人々は、うすーい竜の力を獲得し、そのためにアンデッド化した……と考えられなくもない。
だがそうすると、一番最初に肉を食っていないのに動き出した者たちとの整合性が取れない気もする。

2.死体がそこにいた亡霊的なものの影響を受けた。

考えられるストーリーはこんな感じ。

彼らは戦いの後死んだ者たちや、反乱を起こした者たちを食べることにした。お肉をそいで何とか食べたあと葬ろうと思ったが、寒冷化のせいで地面に穴も掘れない。
結局布に包むなりして、城塞内に適当に放置することになった。
するとその肉体に残った強い恨みに反応した亡霊的な何かが、その肉体に憑りつき襲い掛かってきて……。

みたいな。
で、結果そのゾンビーたちに倒された人たちも、亡霊に憑りつかれてゾンビーになってしまったのではないだろうか。
まあほかにもありうるので、色々パターンがあるのかもしれない。

え?これって正解どっかに乗ってる?気になりすぎるし、その当時のイシュガルドの動きが分かんないので詳しい人教えてください。

答え合わせ

フォロワーさんが教えてくれたが答え合わせが出ていた。
一番近かったのは②だったのだが、竜の血が関係ないのはびっくり。
新生序盤の方から考えると、ホラー展開のあるダンジョンはあんまりないのかな?と思うので、レアなストーリーなのかなと思った。
もっとこういうホラーダンジョンほしい。

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