きつねのおきゃくさま６場面です。
ひよこ、あひる、うさぎを守るため、おおかみと戦って死んでしまったきつね。
死ぬ間際に、はずかしそうに　わらって死にました。
その真相について前回チャッくんと一緒に問い返しを繰り返しながら読み取っていくことができました。

いよいよラストです。

これまでのチャッくんの読みを整理するとこうなりなす。

まずは、６場面を読み取らせます。
もうきつねは死んでしまったので、きつねの心情メーターは使えません。
そこで、チャッくんにどうしたらよいか投げかけてみることにしました。

すると、
①共感と協力メーター
②善意と思いやりメーター
と２つのアイデアを提案してきました。

ただ死んでしまったきつねに対する気持ちがちょっとないと感じたので、もう一度投げかけました。

やっと「恩返し」「奉仕」がでてきました。
そこで、チャッくんの意見をもとに、
①ありがとうメーター
②恩返しメーター
をつくることにしました。

概ね読み取れているのがわかります。
恩返しについて少し突っ込んでみました。

問い返しをしながら、恩返しの気持ちとして墓を作ったことが理解できたようです。
いよいよ主題に迫ってみました。

チャッくんは、
「偏見を超えて、他者と真のつながりを築くことの重要性を示唆している」や「他者との関係が人々の心情や行動にどれほど大きな影響を与えるのか教えてくれます」
とまとめています。
読み深めると、ここまで考えることができることがわかります。

２年生にもわかるように説明させてみました。

最終的にこうなりました。

わかりやい言葉にすると、ちょっと微妙な表現もありますが、まあ言いたいことは伝わっているかな？
まあ上出来です。

物語全体を読み取れているか最終チェックです。

葛藤を入れるように指示したところ、主題を捉えてまとめることができました。
最後に、あまんきみこさんについて一緒に考えてみました。

チャッくんは「あまんきみこ」の他の作品にも興味を示しました。

今度HPが１００ある時に、あらたな作品について、チャッくんとまた授業をしたいと思います。

それではまた！