気候変動と農業:本当に私たちの食料は大丈夫なのだろか?


本当に私たちの食料は大丈夫なのだろうか?
言うまでもなく、人間が生きていくのに食糧は必要不可欠になります。

このもっとも重要な食料生産、特にここ数年らいの異常気象と農業について記事を書きたいと思います。


気候のレジームシフト
下記のグラフは、三重大学の立花教授という方の調査報告になります。
横軸の0は平年並みの気温を表しています。(平年並み気温とは、過去30年間の平均値で10年ごとに見直しされます)

ごらんのとおり、2010年以降に東北、新潟、北海道で例年並みの気温が一度もありません。2010年前と比較すると明らかな違いがあります。この気温がガラッと変わったことをレジームシフトといいます。

今後、異常気象が常態化して、
四季から二季へ長い夏と冬、ちょっとだけ春と秋がくる。

春:温暖化で大陸の暖かい空気が偏西風で日本運ばれ暖かく
夏:猛暑で海面温度が下がらず、残暑が厳しく期間も長くなる
秋:夏が長くなるため期間が短くなる
冬:偏西風の蛇行で寒波が来やすく強い寒さに

三重大学大学大学院・生物資源学研究科・立花義裕教授の三重放送気象ラボ

偏西風の蛇行
北極圏の温暖化により偏西風の蛇行が起きています。
これが世界で起きている異常気象の原因と言われています。


品用:三重テレビ放送 気象らぼ「世界で連鎖する異常気象の原因とは?」

11月の5日の世界中の海面水温の図、
色が赤いところがこれが平年よりも高いところ
青いところは低いところですが、ほとんど真っ赤です。


異常な気象が農業に与える影響は、大規模な災害により農業施設が倒壊、
作物の品質が低下や、収穫量が減少する可能性があります。

日本の食料自給率38%も大きな課題です。
食品の廃棄率の高さ、
食糧安保、特に日本の農家は近い将来には壊滅状態に陥ります。
政策上の不備と言っていいのではないでしょうか。

将来、起きる可能性の高い「食料危機」「生活防衛」に備えて、わずかでも準備を進め、自給自足を目指していくのが理想です。

気候の影響を受けにくい、水耕栽培が良いと考えてます。
土地が必要ありません、室内でできます。
虫もつかず、無農薬が可能
土地づくりが必要なく、連作障害を考えなくてよいです。
安心、安全で植物の成長を見られ楽しみもあります。



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