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イルカ跳び からドルフィンキックへ

バタフライの本質と言えるドルフィンキックの1サイクルを切り出したのがイルカ跳び動作だ。
 イルカ跳びの1サイクルは、潜ってプール底に向かう前半局面と、反転して水面に向かう後半局面からなる。

前半はカラダの腹側(オモテ)の筋肉収縮がみぞおちあたりから始まり足まで順に起こる。
【腹直筋・外腹斜筋→腸腰筋→大腿四頭筋→前脛骨筋】
関節で見ると
【骨盤(後傾)→股関節(屈曲)→膝関節(伸展)→足関節】

後半は同様な筋収縮が背側(ウラ)で頭側から足まで生ずる。
【脊柱起立筋→臀筋群→大腿後部筋群(ハムストリング)→下腿後部筋群】
関節は
【骨盤(前傾)→股関節(伸展)→膝関節(屈曲)→足関節】

これを連続させたのがドルフィンキックだ。ドルフィンキックにストロークをつけて「バタフライの出来上がり!」だと良いのだが、ことはそう簡単ではなさそうだ。別稿で探る。


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