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胸郭と骨盤 そしてコア

トルソー(胴体)を構成する三つの部位

胸郭はトルソーの頭側三分の一をしめる骨性の堅牢な部位で、「鳥カゴ」のイメージ。肩甲骨を介して上肢と関節する。

骨盤はトルソーの尾側三分の一をしめる、同様に堅牢な部位だが、こちらは「ボウル(キッチンにあるやつ)」のイメージ。底に二つのくぼみがあって両下肢と関節する(股関節)。このボウルに水を湛えて、前にこぼすのが骨盤前傾、後ろにこぼすのが骨盤後傾。骨盤後傾位が水泳の基本姿勢だ。

両者の間にあって両者の位置関係を調整する筋肉群がコア。コアの定義は色々あるようだが、ここではそう定義し、腹横筋、腹直筋、外内腹斜筋、脊柱起立筋などからなる。水泳の姿勢や動きの制御にとって超重要。コアが弱すぎると、泳ごうとしてもフニャフニャな操り人形の踊りのようになってしまう。ムキムキに鍛える必要はないが、ある程度の強さが必要だ。

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