まきマノン

スピリチュアルで繊細な私が乳がんになりました。 わたしの視点はちょっと変わってるかもし…

まきマノン

スピリチュアルで繊細な私が乳がんになりました。 わたしの視点はちょっと変わってるかもしれないね。 自分のためにも記録しよう。そして誰かの参考にもなったら良いね。

最近の記事

スピ乳#4 「全摘か温存か」

乳がん発覚からあれよあれよと2週間。 私の場合は幸いにも癌がまだ小さく、温存できそうだという。 まず決めるのは乳房すべて切除するか(全摘)癌ができてる部分のみを切除するか(温存)の2つ。こんな選択を迫られることになろうとは2週間前には想像もできなかった。 温存した場合は手術後に放射線治療を組み合わせるのが一般的なよう。 今のところの見立てはステージ0の非浸潤乳がん。(しかし術後の病理検査でこの診断は大きく変わってしまうのです…泣) ふと、同じく乳がんで亡くなった母の全摘した

    • スピ乳#3「Siriからの提案」

      バコラ生検でわかったこと。 わたしはHER2陽性乳がん。HER2タンパクが、がん細胞の表面に存在する、乳がん全体の15%〜20%にみられるタイプ。 まだ乳管から浸潤していないゼロ期のがん。(ただし術後この診断は大きく変わるのです泣) 驚いたのはki67というがんの増殖スピードを表す指標が90〜100%! (一般的には20〜30%で高値とするらしい) 早く手術しないとがんが広がってしまうのでは!と涙目になる私。 紹介状を書くので病院を決めないとね、って私より泣きそうになって

      • スピ乳#2「バコラ生検で思う」

        自分の体の中でなにが起こってるのだろう。 もしかして一番怖いのは「ワカラナイ」ことなのかも知れない。 振り返るとこの時期が暗黒の最高潮だった。 世の中から色彩が無くなったような気がしていた。 乳がんは一口にいっても様々なタイプがあり、より詳しく調べるためのバコラ生検をすることになる。サブタイプといわれる、がんの性格は「顔つき」とも呼ばれるらしい。顔つき、ってなんなの。(ニヤニヤした意地の悪い細胞を私はイメージした) バコラ生検は小手術扱いになるらしく、看護士さんより保険の

        • スピ乳#1「細胞診そうきたか」

          年イチおなじみの乳がん検診。 私の母が若くして乳がんで亡くなっていたので、なんとなく毎年検診には行ってました。 今年もいたって元気。自覚症状も全くない。 ただ今回に関しては予感のようなものがあった。 何かが大きく変化するような。 マンモ、触診、いつもの流れ。 でも先生の様子がいつもと違うぞ。 「経過観察でもいいんだけどね…どうしようかな…」「ちょっとキニナルかも…」 けっこうな沈黙。 (キニナルってなに!!)←私 「針で細胞取ってもいいかな?」 「ぜひ!やりましょう!調べ

        スピ乳#4 「全摘か温存か」

          スピ乳#0「まず私のこと」

          家庭環境がイマイチだったせいもあるだろう、シンドイ体験も多し。 たくさんの我慢と無理をしていた幼少の暗黒時代。 周りの顔色をうかがい察することが上手にできる大人びた子供。繊細で敏感な性格はこの頃すでに完成されていた。 そして、目に見えないエネルギーを感じることも得意。 直感やフィーリングが最優先。感性、想像を大切にして生きるのをスピリチュアルというのだろうか。 そんな私が乳がんになりました。 痛みが無く、抗がん剤の副作用にほとんど苦しむことなく身体と対話するちょっと不思議な日

          スピ乳#0「まず私のこと」