ありがとう！浦和レッズ！
ありがとう！浦和レッズに関わる全ての皆さま！

浦和レッズはクラブワールドカップ（CWC）初戦でクラブ・レオンに勝利して、次はマンチェスター・シティとの対戦です。大事なことなのでもう一度言います。あの、欧州王者のマンチェスター・シティです。親善試合ではありません。公式戦です。クラブ世界一まであと２勝です！

（見出し画像はManchester City 公式Xより引用）

CWCとは6大陸の代表クラブが世界一を決める大会です。アジアの代表はAFCチャンピオンズリーグ（ACL）を制した浦和レッズです。ここまで決して平らな道のりではありませんでした。けれど確かに歩んできた道です。栄光への道のりを『ありがとう』で綴りたいと思います。（選手名は敬称略）

2021年６月９日　カターレ富山戦　天皇杯２回戦

全てはここから始まりました。カテゴリー的には格下の相手ですがなかなかゴールが決まらず、じれったい展開でした。それを打開したのが80分にゴールを決めたデンマークからやってきた貴公子キャスパー・ユンカーでした。
ありがとう！キャスパー！

2021年７月７日　SC相模原戦　天皇杯３回戦

カテゴリー的には格下なのですが、どっちが格下なのか？と思わせるくらい苦戦しました。しかし、救ってくれたのはまたしてもキャスパー・ユンカーでした。87分、相手のパスをカットするとそのままドリブルで持ち込んでシュート。
ありがとう！キャスパー！

2021年8月18日　京都サンガ戦　天皇杯ラウンド16

序盤で得点を決めて逃げ切った試合でした。15分、コーナーキックから岩波拓也が体を投げ打ってゴールに押し込みました。
ありがとう！岩波！

2021年10月27日　ガンバ大阪戦　天皇杯準々決勝

いよいよＪ１同士の対決が始まります。10分、平野佑一からのパスを受けたキャスパー・ユンカーのカウンターが炸裂。42分、クロスを受けた江坂任が落としたところに詰めていた関根貴大のゴール。
ありがとう！キャスパー！関根！

2021年12月12日　セレッソ大阪戦　天皇杯準決勝

29分、ゴールを決めたのは既に退団が決まっていた浦和の生え抜き宇賀神友弥でした。89分、両利き足の小泉佳穂がドリブルで一人抜き、二人抜き、冷静に左隅にゴール。
ありがとう！宇賀神！ヨシオ！

2021年12月19日　大分トリニータ戦　天皇杯決勝

先制したのは浦和でした。6分、関根貴大と小泉佳穂がドリブルで仕掛け、マイナスの折り返しを受けた江坂任のゴール。そして試合終了間際の悪夢。90分、大分がゴール前に放りこんだボールをヘッドで押し込み同点。

このまま延長戦突入かと思られた90+3分、コーナーキックのクリアーボールを柴戸海が豪快なミドルシュート、それに既に退団が決まっていた槙野智章がヘッドでコースを変えて決勝ゴールが生まれました。手拍子と歓声が解禁された満員の国立競技場は一瞬で沸騰していました。

そしてこの試合がリカルド・ロドリゲス監督の最後の試合でした。
ありがとう！アタル！槙野！リカ将！

2022年4月15日～30日　AFCチャンピオンズリーグ（ACL）
グループステージ

天皇杯優勝でACL出場権を獲得しました。通常ですとグループステージは4チームがホームアンドアウェイの総当たり戦なのですが、コロナ渦の影響でタイでセントラル方式での開催となりました。結果は４勝１敗１分で決勝トーナメントへの進出が決まりました。

何よりも嬉しかったのはタイでの声出し応援でした。DAZNで現地参戦のサポーターのチャント（応援歌）が聴こえてきたときは涙が出てきました。
ありがとう！浦和サポーター！

2022年8月19日　ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)
ACLノックアウトステージ　ラウンド16

ノックアウトステージも準決勝までセントラル方式でした。会場が埼玉スタジアムでありホームで後押しができるとても有利な状況でした。８分、アレクサンダー・ショルツ、19分・39分立て続けにダヴィド・モーベルグ、とどめに84分・90+1分キャスパー・ユンカーと北欧三銃士の５ゴールによる完勝でした。
ありがとう！ショレ！もーやん！キャスパー！

2022年8月22日　BGパトゥム ユナイテッドFC(タイ)
ACLノックアウトステージ　準々決勝

序盤微妙な判定でPKなし、オフサイドで得点ならずでしたが、32分、ダヴィド・モーベルグのゴールをきっかけに、42分に岩波拓也のコーナーからのヘッド、65分に小泉佳穂の狙いすました右隅へのシュート、72分に明本考浩の抜け出しによるシュートにより、またしても完勝しました。
ありがとう！もーやん！岩波！ヨシオ！明本！

2022年8月25日　全北現代モータースFC(韓国)
ACLノックアウトステージ　準決勝

東地区最大の山場でした。グループステージの１敗１分は韓国の大邱FCであり、韓国勢を苦手をしていました。11分、酒井宏樹からのクロスに松尾佑介が合わせて先制。起点になったのはボールパーソンの素早い球出しによるリスタートで相手の守備陣形が整う前にゴールを決めてしまいました。戦っているのは選手だけではないのです。

しかし簡単には勝たせてくれません。55分、PKで失点、そのまま延長戦に突入しました。悪夢が起きたのは116分、相手のショートコーナーから角度のない位置からのシュートをクリアーしようと伸ばした足に当たってコースが変わりオウンゴール。

しかししかし、誰も諦めはしません。試合終了間際の120分、酒井宏樹が果敢なタックルでボールを奪うと波状攻撃でシュートを放ち、最後にキャスパー・ユンカーが押し込んで土壇場で同点に追いつきました！

そして、あの伝説のPK戦が再び訪れたのです。浦和サポーターの大旗が続々とゴール裏に集められ相手キッカーにプレッシャーをかけます。戦っているのは選手だけではないのです。

守護神ゴールキーパーの西川周作が２連続ストップ。もうここで試合は決まったようなものでした。江坂任が決めて決勝進出を決めると部屋の中で声にならない雄叫びをあげていました。
ありがとう！ボールパーソン！浦和サポーター！松尾！キャスパー！西川！

2023年４月29日、5月6日　アルヒラル(サウジアラビア)
ACLノックアウトステージ　決勝

コロナ渦の影響で決勝は年をまたいでの開催となりました。結果は浦和レッズの優勝。詳細は下記の記事で紹介しています。アジア王者になった浦和レッズはCWCへの出場権を得て、いよいよ世界一を目指します。
ありがとう！浦和レッズに関わる全ての皆さま！

2023年12月15日　クラブ・レオン(メキシコ)
FIFAクラブワールドカップ2023（CWC）　準々決勝

７ヵ月前にACL決勝で戦ったサウジアラビアでCWCが開催されています。初戦の相手は北中米カリブ海王者のクラブ・レオンでした。個人技に優れた強敵ですが浦和の赤い壁が防ぎ前半はスコアレスドローでした。79分、引退を表明したホセ・カンテからパスを受けた既に退団が表明されているアレックス・シャルクの技ありゴールで勝利しました。
ありがとう！カンテ！シャルク！

2023年12月19日　マンチェスター・シティFC(イングランド)
FIFAクラブワールドカップ2023（CWC）　準決勝

キックオフは日本時間27時（12月20日3時）です。
待ってろ！マンチェスター・シティ！
準決勝まで導いてくれてありがとう！マチェイ・スコルジャ監督！

2023年12月22日　対戦相手未定
FIFAクラブワールドカップ2023（CWC）　決勝

キックオフは日本時間27時（12月23日3時）です。
浦和レッズ公式HPの試合日程に表示されています。
ありがとう！浦和レッズ！

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