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わたしと海(海沿いの街)


#わたしと海

 私は海が好きだと思っていました。

 私は海の開放感が大好きで、特にエーゲ海やオーストラリアのビーチには心を奪われました。しかし、サーフィンやスキューバダイビングは一度も試したことがありません。例えサーファーズパラダイスにいても、街路樹でバーベキューをしたり、海沿いのカフェでのんびり過ごしています。

 この矛盾は、今、記事を書き進めていく中で気づきました。私が真に好きなのは海ではなく、海沿いの街の魅力だったのです。我ながら驚きの展開ですが、話は続けようと思います。

 そんな私がお勧めするのは、沖縄のアメリカンビレッジの夕暮れから夜へと変わる時間です。ここは観光地として知られるショッピングエリアで、那覇から日帰りで訪れる人々も多いです。初めて訪れたとき、私自身も特別な魅力を感じることはありませんでした。

 しかし、GoToTravelの際にビレッジ内に宿泊し、夕方以降に散策を楽しむと、まるで別世界に迷い込んだかのようでした。人々が日常生活を営むその街は、「住めるアミューズメントパーク」のようで、その中に身を置くことは、言葉では表現できないほどの楽しさをもたらしました。安全な環境でのワクワク感、それがアミューズメントパークの魅力です。

海沿いの遊歩道

 少し足を伸ばすと、海沿いの遊歩道が現れます。一方が美しい海、もう一方はカフェやバーが並ぶ素敵な通り。ミュージシャンがメロディを奏で、人々が自由に時間を過ごしています。安全な日本だからこそ、女性や子供でも遅い時間まで心地よく楽しめる、これは世界でも稀有な場所ではないでしょうか?


海沿いの遊歩道

 海=ネイチャーやウォータースポーツと考えるなら、確かにアメリカンビレッジを選ぶ必要はないかもしれません。沖縄には美しい海がたくさん存在します。しかし、海=海沿いの街と考えた場合、アメリカンビレッジはその最適な選択肢となるのです。

 世界中には海沿いのリゾート地が無数に存在します。しかし、多くは危険な香りやエロチックな誘惑がひそんでいます。アメリカンビレッジにも危険がないわけではありません。しかし、他の地域と比較すると、その安全性は圧倒的に高いと私は感じています。

 私がここまで書き連ねた内容に興味を持たれた方がいましたら、ぜひその場所へ足を運んでみてください。そして、一人でも多くの人が素晴らしい体験をしてくれることを心から願っています。

 最後に、私が実際に好きだったのは海ではなく海沿いの街だった。その真実を認識する機会を得られて、心から感謝しています。

 
 わたしと海(海沿いの街) 終わり

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