身長四捨五入論―良いように解釈すれば良いのでは?

わたしは心配性で、自己肯定感もあんまり高くない。
ただ、何か言われた時とかに「○○かもしれない」とか不安になることはあまりなくて、どちらかというと「○○かもしれないけど、そう思っていてもこちらのメンタルがやられるだけだし、△△ってことにしとこ」と割り切るタイプである。
中学時代とかは、結構周囲の反応とか見てビクビクしていたんだけど、意味ないなーって思うようになって。
だから、マイナスに思っても意味ないことは勝手に良いように解釈するようにしている。

例えば、良いように解釈しているものとして、身長の低さ(比較的)が挙げられる。21歳で155.6cmである。
身長が低いと嘆いていても、伸びないものは伸びない。低いのが学校の成績だとしたら嘆いて、悔しさをバネにして勉強する。けれど、身長は小学校の時にセノビックを飲んでも伸びなかったから、もう数値を伸ばすのは諦めて良いように解釈しようと割り切っている。

大学のよく一緒に遊ぶ軍団(自分含む)5人のうち、わたしは中央値である。
160cm台後半が2名と、150cm台前半が2名と、わたし。
「いやお前も小さいわい!」と突っ込まれながら、「わたしはチビではない、中央値だ!」といばらせてもらっている。

しかも、四捨五入の力を使えば平均値にもなれる。
160cm台後半だと四捨五入したら170cmになる。150cm台前半だと150cm。その点わたしは155.6cmを四捨五入したら160cmに成りあがる。
この数値を用いると、我々は

170cm,170cm,160cm,150cm,150cm

つまり四捨五入後160cmのわたしは、中央値でもあり平均値にもなれるのだ。
絶対、認めてもらえないけど(笑)
まあ、最小値の子でもヒールのブーツを履いたら、わたしを抜かせるからね(笑)


ちなみに、今でこそ160cm(四捨五入後)であるが、高校の時のわたしは150cm(四捨五入後)であった。 ※正確な数値は154cm
そして148cmの陽気な友達がいたのだが、「うちだけ140cm台…」と凹んでいたので、「四捨五入したら150cmだよ!わたしと一緒やん!」と励ましたことがある。彼女は「やった!」と喜んでいた。
そこへ、毒舌な友達が通りかかって一言。
十の位を四捨五入したら、大抵の人はみんな150cm以上だから2mになるけど、あなたは148cmだから1mだね。2倍差がつくよ。
四捨五入は凶器にもなり得るようである。