先生になるまで 教育実習

こんばんは
先生ニキです。

大学4年生となり、
母校の中学校へ教育実習へ行ってきました!
やはり教育現場というものに衝撃を受けました。

まずは僕の担当の先生との挨拶。
来週からよろしくね!と言い残し、
すぐに挨拶をすませ出ていった。
その後、全体の担当の先生から話を聞いて、
学校を出ようとしたらさっきまで優しかった担当の先生が生徒指導していた。
私の母校はこんなにも大変なんだと気づかされ、
不安にもなった。

そして全体の先生からは
「本当に先生になりたいの?ブラックだよ?」
と圧をかけられる。
実習だけでなく、今後のことも不安になる。

なんやかんやで始まった教育実習ですが、
もともと授業でも生徒と関わることが好きだったこともあり、楽しく過ごしていた。
そして今までロクな人間でなかった私が「先生!」と呼ばれることき、優越感を感じていた。
(教育実習最高やなぁ。こんな僕に慕ってくれて、居場所をくれる) 
もう、先生って言葉に鼻を伸ばしまくっていた笑
そんな1週間目だった。

数日後、学年で緊急集会が行われた。
一応私も参加したが、内容を話されるまでわからなかった。この時、私は自身の変化に気づく。

学生の頃はこのような集会があった時、
だいたい想像をすることができた。
しかし、教育実習で先生という立場になった時、
それがわからなくなった。
このとき、私は先生という立場から生徒と壁を作ってしまったのだと感じる。
対等の立場ではなくしていのだと感じた。

この日から先生という立場もそうだが、
生徒が話してくれる、頼ってくれる存在になろうと思いました。
私は生徒を応援できる先生になりたいと思い、先生を目指した。生徒のことを知らないでどう応援する?
この日実家に帰省していた私はきっかけをくれた「GTO」と「ルーキーズ」を片っ端から読んだ。

その後は生徒とも会話をしながら、
喜怒哀楽を通して様々な経験をした。
本当に感謝している。
私に改めて先生を教えて、私を成長させてくれた
初めての教え子。

正直生徒との交流が多すぎて、
研究授業はすごく大変だった。
でも、担当の先生の厳しいながら
優しい指導に何とか乗り切ることができた。

最後はお決まりでしたが、
色紙とお花を貰って💐
「来年も来てください」や「先生になってね」と嬉しい言葉が多かった☺️
他のクラスの生徒からも羨ましがられた。

すごく大変で色々なことを考えさせられたが、
これこそ私のなかで「先生になる」と強く思えた出来事かもしれない。

ちなみにその時の生徒は先生になった後に、
部活行っての大会や近所のコンビニでも目にした。
1番びっくりなのは4週間しかいなかった私を
覚えていてくれたこと。私も覚えているよ☺️

教員実習も終わりその1ヶ月後
教員採用試験を受ける。
あの「先生になれない」と言われた私が、
先生になるための試験を受ける。

その辺の先生が先生になるまでの記録ですが、
読んでいただき、ありがとうございます。
「スキ」をしていただけたら、
また頑張って書こうと思いますので、
読んだよ程度で押していただけたらと思います。

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