『本当に自分を見失いかけている人に知ってほしい インポスター症候群』小高千枝を読んでの感想

 こういう、〇〇症候群とか、ナントカ病とか言われると、全部『私のことだっ!!』となるのが私です。
 まあ、うつ病になるようなやつは大体、自己肯定感低いし、思考がネガティブループしてるし過敏なので、〇〇症候群とか繊細さんとかは大体当てはまるだろう。知らんけど。

 インポスター症候群は初めて聞いた。
 みんな知ってたか?
 私はこの本で初めて見たぞ。
 インポスター症候群とは、

 自分の能力や実績を認めることが出来ず、周りから評価されることに対して、騙しているように感じてしまう心理状態のこと

らしいです。

 他者評価が、自己評価を上回ってしまって精神不安が強くなっていくのは凄くよく分かる。
 昔職場の人から『貴方は自分で思ってるより、"出来る人"だよ』と言われたのはそういうことだと思う。
 言ってることはちゃんとしてるのに自信ないから、笑って誤魔化そうとしてるから舐められるっていうのも。
 自信がないから、変にオドオドしてしまって、すぐ謝ったりするのも指摘されたなあ。
中々治らないんだよね、コレが。
 わざわざちゃんと言ってくれるの、良い人だったなあ。
 私みたいな奴はちゃんと言ってもらえないと自覚すらできないんだよね。
 自分に自信がなさすぎて、自身を信用して無いから『自己評価が低い』事すら他人に定義して貰わないと安心出来ないってわけ。

 こういう本を読むのは、治す対策が見つかるかもっていう希望と、同じような人間がいますよ。こういうカテゴライズがありますよって云うのを見て安心していって言うの半々。
 なんせ自己のことを自己で定義出来ないので。

 認知の歪みを治して、自己肯定感を上げなければ病を根本から治さないと思う。
 やはり小さい成功体験を積み重ねていくのが良いな。
 地道だけど、小さいことでも自分で決めて、自分でやって成功させる。
 これが大事。
 メンタル不調とか体調不良だと動けないのでなかなか出来ないけど。





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