あ〜生きててよかったなぁ。
しみじみと思う、夜。

目の前の現実は何も変わっていない。

だけど心が変わっただけで、
こんなにも満たされるなんて。

自分は、何のために生まれてきたのか。
自分は、どう生きれば良いのか。

「やさしい世界をつくるために生まれてきた」

そんな心の声が聴こえたのは
今年の6月ごろだった。

その時は魂が震えた。

そうだ。
そのために生まれてきた。

そんな不思議な確信が胸の中に広がって
自然と涙が溢れた。

だけど
それをどうやって実現したらいいの？

人に優しくしたいけれど、
自分にすら優しくできてない私が

どうやって、やさしい世界をつくるの？

そんなのやっぱり夢物語で、
ちっぽけな私には何もできない。

時間と共にまた、小さく小さくなってしまっていた。

だけど、
だけどね。

今日ハッキリとわかっちゃったんだ。

水一滴、光一滴、酸素一滴も自分で作れない
ちっぽけな人間の私は

たくさんの植物と虫たちと動物たちがいる
地球に助けられて、今ここを生きているということ。

そして、
私が今ここに生かされているということは
とてつもない奇跡だということ。

目の前に広がるすべてが神秘で
目の前に広がるすべてが私の見たい世界で
目の前に広がるすべてが愛おしいものだらけ。

本当は
求めているものは
もうすでに目の前にあったんだ。

それをどう捉えるか。
それだけだった。

私がこれからどう生きるのか？

それはきっとこのことを
一人でも多くの人に伝えるということなんだと思う。
わくわくと共に。

みんなが自分の存在に感動し
この世界を愛おしく思えたら、
そのとき自然とやさしい世界は広がっていく。

それがきっと
私が生まれてきた理由。

もっともっと
色んなことを知りたい。

そして
知ったことを伝えていきたい。

今はただただ
そんなわくわくの心で満たされている。