奈菜絵(ななっぺ)

やさしい世界をつくりたい。「心感覚」「認識技術」勉強中。大人も子どもも幸せに生きるため…

奈菜絵(ななっぺ)

やさしい世界をつくりたい。「心感覚」「認識技術」勉強中。大人も子どもも幸せに生きるための居場所、学び場をつくっています。元小学校教諭。ニ児の母。

マガジン

  • 「心感覚」の学び

    認識技術nTechについて学んだことをアウトプットしていきます。「心感覚」は認識技術の中で出てくる用語の一つ。専門的な内容になるので書くのが難しい部分もありますが、頑張ります。

  • 子育てや日々のこと

    二人の息子を育てながら気付かされたこと、大切にしたい考え方、忘れたくない思い出などを書いたもの。

  • はなぽぽ日記。

    「みんなの学び舎♾️はなぽぽ」の活動の様子、設立の想いを綴ったものたち。

  • 私の本棚

    本の感想、感じたことをゆるりと書いたもの。要約は苦手なので、本の内容はちょこっと紹介する程度。

最近の記事

  • 固定された記事

教師である前に、一人の人間として

「今年も大学の院生に向けて授業をしてくれませんか?」 昨年の秋、以前からお世話になっている大学の先生から連絡があった。 「今年も」というのは、去年も教育学部の院生さんたち向けに授業をしたからだった。 去年はオルタナティブスクールの校長という立場で授業をした私。 しかし今は、その学校を休職して退職して……現在無職の私。 立場があまりにも違いすぎる。 だから、最初その電話があった時はただただ驚いていた。 「ありがとうございます。でも、私今無職ですし、週に一回ちょこっと子

    • 人生はかけっこではなくリレーだった

      そうか! 人生はかけっこではなく リレーだったんだ! 友だちと電話をしているときに ふっと天から降りてきたように その言葉が 私を歓喜でいっぱいにした 人生を考えたときに 始まりが生まれたときで 終わりが死ぬとき その中で この身体の自分一人で なんとか成功しよう なんとか満足したい と ゴールしたくて走っていた ゴールテープは 死ぬというときにあって そのゴールを目指して走っていた だけど 本当はゴールテープなんてない あるのは バトンと バトンを渡す仲間だ

      • 絶望の次に来るのは希望しかない

        安心して絶望しよう 絶望の次に来るのは 希望しかないから 自分に「足りない」ことが心底わかったとき それが本当にどうしようもないことだとわかったとき 人は「ある」ことの奇跡を知るのだろう 何をやっても満たされず 頑張っても頑張っても報われず 「報われた」と思っても 次の「足りない」が見えてくる 足りないことを埋めたくて とにかくひたすらに目の前のことを頑張る 足りないことを埋めたくて 足りないことを見たくなくて 必死に何かで隠している 富や名声やオシャレや恋愛や

        • たくさんの助っ人に恵まれて。夫の小屋作り#3

          冬休みから始まった、夫の小屋作り。 基礎から始めて床の土台ができて、いよいよ壁作りが始まった。 そして、次は……屋根の基礎! 夫のサップ仲間が助っ人に来てくれた! この辺の作業はとにかく試行錯誤で、人手が必要な時に、ふらっとお手伝いに来てくれる夫のサップ仲間に大感謝! 2024年あけましておめでとう!! 三ヶ日からお手伝いに来てくれた、パパ友(涙) そして新年早々、我が家にこんな天使が舞い降りてきて、やる気もアップ!! みんなの力でどんどんできていく小屋。 完成

        • 固定された記事

        教師である前に、一人の人間として

        マガジン

        • 「心感覚」の学び
          17本
        • 子育てや日々のこと
          76本
        • はなぽぽ日記。
          10本
        • 私の本棚
          7本

        記事

          基礎から床張りまで。夫の小屋づくり#2

          一年前の冬 夫がリバーサップのための小屋を作った。 現役の小学校の先生である夫が まさかこんな短期間に こんな本格的な小屋を作れるなんて! そして、迎えた今冬。 12月になった頃 私は夫にぼそりとつぶやいた。 「小屋……もう一つほしいな〜。子どもたちが泊まれるような小屋。教室にもなる小屋……ほしいなぁ……」 私のつぶやきに、夫はう〜んと唸った。 小屋を作るとなると、冬休みはまるっと小屋作りに集中しないといけない。 作業は雨などの天気に左右されるため、 晴れている時

          基礎から床張りまで。夫の小屋づくり#2

          言葉はまるでメロディのように

          書くのって楽しいな 書くのって好きだな と思う それと同時に 書くのってちょっと大変 書くのって苦しい そう思うときもある だけど不思議 書いたあとはどんな文章でも 心が少し軽くなったような スッキリした感覚 書かなきゃ で書いていくと全然書けないのに なんとなく ふと書き始めたときは 言葉が次々と溢れてくる もしかして 私は書いているのではなく 何かに書かされているのでは? ……なんて急にカッコつけてみる笑 いや私だけでなく みんなみんな 書くという行為を

          言葉はまるでメロディのように

          言葉を贈る、ということ。

          「おめでとう」という気持ちを 何かのカタチにしたいなぁと思った だけど私は手作りが苦手 手作りのクッキーは盛大に焦がしちゃうし 母が得意なミシンも 妹が得意な刺繍も苦手 スイーツ作りはなぜか夫の方が得意で 息子はお誕生日には 「パパのチーズケーキがいい!」 とリクエスト あぁ 私には手作りのプレゼントという道は無いのか……と半ば諦めかけていた そんなとき 大好きな可愛いお友だちが 教員採用試験に合格して 来春から保健室の先生になることに! 何かお祝いしたいなぁと

          言葉を贈る、ということ。

          ダークな自分も丸ごと愛する

          自分のこと深掘りしてみた ら…… びっくりするぐらいダークな私が出てきた。笑 文字化してみると いやいや、悪魔やん!笑 って突っ込みたくなるほど ダークな私がいた。 これがラスボス、だね。 こんなラスボスを奥の奥に飼っていたから そりゃあうまくいきませんわ〜。 ラスボスがちゃんとカタチを持って現れて どっひゃーって思ったけど、 すっごいなぁ私、こんなこと考えてたんだぁ…… アハ。 と、笑ってしまう自分もいてそれにもびっくり。 これまでなら、 こんなこと思っち

          ダークな自分も丸ごと愛する

          こたえはいつだって私の中にある

          目の前に二つの道がある どちらも楽しそうで どちらもいい感じがする さあどっちに行きたい? そう自分に聞いてみるけど そのときはわからない わからないと どうしても少し気持ちが焦ってきて 早くどちらかに決めなきゃいけないという気になってくる 決めなきゃいけないから どうにか理屈をこねくり回して答えを出そうとしたり あの人に相談しようか いや、この人に相談した方がいいかと 頭の中で色んな人が過ぎる そうして 一人であわあわしていると ふと ……あれ? たぶん、

          こたえはいつだって私の中にある

          平和への想いを乗せて

          目を閉じて 目を開けて 目の前を見る 身体の目で見ると 私のまわりはとても平和で 争いもなく 不自由もなく 家族に愛し愛され 幸せに生きている 目を閉じて 目を開けて 今世界に広がる現実を見る 鬱・自殺 自分を自分で傷つけてしまう人たち 殺人・戦争 力で自分以外の人間を傷つけてしまう人たち 自然災害・環境破壊 人間によって自然を傷つけ 自然によって人間が傷つけられる世界 目を閉じて 目を開けて 心の眼でこの世界を見る すべての苦しみには 意味があるとわかる こ

          平和への想いを乗せて

          愛しかない「心感覚」の世界。

          心が温かい ぽかぽか ぽかぽか 湯たんぽと同じ 優しいあったかさ 2週間前に終わった 「心感覚」のセミナーで出会った人たちと 久しぶりにzoom同窓会をした オンラインとはいえ 15日間も9時から18時まで共にした仲間とは 自然と古くからの友人のようになっていた 「久しぶり〜」 顔を見た瞬間に懐かしさでいっぱいになる 「あれから2週間、どんなこと感じてた?」 1時間と少し 途切れることなく色んな話をした 昔馴染みの友人と会ったときに これまでとは全く違う感覚で出

          愛しかない「心感覚」の世界。

          家族で乗り越えた雪山での大ピンチ。

          雪の急斜面の頂上に へっぴり腰&半泣きで佇む次男。 私でもゾクッとするほどの高くて急なコースの始まりに私たちは来ていた。 「だいちー、大丈夫ー?」 少し先からそう次男に声をかける私の精神が大丈夫じゃない。 しまった…… とんでもないところに連れてきてしまった……。 後悔先に立たず。 夫は次男を励ましつつ、ゆっくり下るように声をかけていた。 *** 初めての北海道家族旅行。 初めてのニセコ。 初めてのパウダースノー! 前日、ニセコの近くに住む妹の家に泊めてもらい

          家族で乗り越えた雪山での大ピンチ。

          書くことは料理に似ている。

          今日一日を振り返って、何を書こうかなぁと想いを馳せる。 あれも感動したな。 これも良いよね。 あーでも、あのことも書きたいなぁー。 書きたいことが次々に溢れてくる。 目の前には材料がたくさんある。 じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ほうれん草……。 さて、今日のメインは何にしようか。 魚かな、お肉かな。 (出来事日記かな、ポエムかな。) お肉なら、何を材料に足そうしようかな。 にんじんかな、玉ねぎかな。 (子育てのことかな、読書感想文かな。) メインと材料が決ま

          書くことは料理に似ている。

          世界は驚きに満ち満ちている。

          妹は、数年前にインドネシアの方と結婚した。 三つ下の妹は、いつもどこか掴みどころのないぽやーんとした雰囲気を持ちつつ、めちゃくちゃ働きものだ。 私より見た目が大人っぽくて落ち着いているからか、幼い頃から私の方が妹に見られていた。 そんな妹は、小さい頃から海外への憧れが強くて、大人になってワーキングホリデーでドイツやニュージーランド、オーストラリアに行っていた。 中でも、オーストラリアのタスマニアが大好きで永住したいとよく言ってたほどだった。 妹は、どこか遠くの国に住

          世界は驚きに満ち満ちている。

          ひとつだけの澄み切った青空があるだけなんだ

          飛行機が飛んだ。 窓の外はしばらく真っ白の雲しか見えなかった。 人生3回目の飛行機に乗った次男に聞いてみた。 「雲の上には、何があると思う?」 次男は少し困ったように言った。 「うーん、わかんないな…。何があるの?」 私は意味深ににっこりして言った。 「青空。雲の上には必ず、雲ひとつない青空が広がっているんだよ」 次男は、ふぅーんという感じで聞いていた。 私がなぜ意味深に言ったのかは、まだ次男には話さないことにした。 数年前に読んだ本の中に、このお話はあった

          ひとつだけの澄み切った青空があるだけなんだ

          好きとわくわくのお花畑が広がってゆく

          好きがどんどん増えていく やりたいことが多すぎて 時間が足りない わくわくして眠れない あれもしたい これもやってみたい こんな風にしたらどうだろう こうやったらこうなるかな…… アイデアがどんどん溢れて 未来予想図があまりにも楽しくて わくわくが溢れてくる もともと頭がお花畑だったけど 色んなことを通過して 私の頭のなかには さらに広大なお花畑が広がっている 笑 好きとわくわくだけで 人生を埋め尽くしてもいいのかな 人生そんなに甘くないのかな だけど 学

          好きとわくわくのお花畑が広がってゆく