ターミネーター2と私

 私とターミネーター2の出会いは小学校低学年まで遡る。公開時は5歳児なので劇場では観ていない。初見は当然、フジテレビのゴールデン洋画劇場である。それ以来何度もT-1000の流体金属にワクワクし、T-800とジョン・コナーの絆に感涙、サラ・コナーのカッコよさに恋しつづけている。
 魅力はシンプルなストーリーと、殺人機械ターミネーターが生命の価値を学べた事実に,、サラが希望の光を見出すラスト、なんといってもT-1000の当時としては画期的なCG表現を駆使したアクション・シーン。
 私にとって依然としてベスト1は揺るがない。シンプルなストーリーが好きになった切っ掛けでもある。と言っても後になってそう感じただけだが、追われて戦い、倒す。余計な描写や設定がないからこそ、ジョンとT-800の友情とも親子愛ともとれる関係への変化に、素直に感動できるのだろう。
 これからも観つづけるマイベスト映画。話は変わって明日は墓参り、明後日は古着屋・西海岸でディグり、金曜日は土曜日の酒の購入と蒙古タンメン中本。そんなゴールデンウイーク。さて、脱線したのは500字に達しそうになかった為であり、意外と書くことがないことに書いてみてからきづいたのである。最高の一本とはいえ、意外と特別な思い出話などないものだ。

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