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原稿の書き方【京都ライター塾レポ】(5/6)

【こんな人におすすめ】
ライターの仕事に興味があり、スキルや働き方を身につけたいと考えている人。

【この記事から得られること】
京都ライター塾で得られる学びや気づき。


こんにちは。京都ライター塾9期生のさとみ縁(ゆかり)です。

京都ライター塾とは、ライター歴17年の江角悠子さんが主宰するオンラインのライタースクールです。詳しくは、最後にご紹介する江角さんのホームページをチェックしてみてください。

7月から月2回のペースで開講し、全6回の内、現在5回目まで終了。残すところ1回となりました。

実はここにきて、私用にて講座を初めて欠席しました。欠席してしまった場合は、後日アーカイブにて受講可能です。
そして、実際にアーカイブを観てからこのレポートを作成しています。

リアルタイム受講とは異なり、やや客観的な視点で講座を受講することができました。そこで今回は、京都ライター塾の特徴をまとめつつ、講座をレポートしていきたいと思います。


5回目の講座テーマ

テーマは添削を中心とした原稿の書き方でした。

前回の講座後、講師・江角さんへ受講生1人ずつ1時間のインタビューを行い、原稿にして提出しました。

そして今回は、江角さんが添削した各自の原稿を1つずつフィードバックしながら、伝わる文章について学んでいくという内容。

ところで、添削と推敲の違いは何でしょうか。
推敲は、原稿を書き上げた後必ず確認すべき以下のようなことでした。

●推敲
・誤字脱字はないか
・分かりにくい表現はないか
・同じ表現を繰り返していないか
・表記統一はできているか
・不要な部分は思い切って削る

京都ライター塾 第2回講義資料より

一方で添削は、「編集者の目」で原稿を読むこと。もう少しいうと、「誰かの文章を読んで、不足に気がつく力」なのだそうです。

昔、どこかで「編集者は第一の読者」という言葉を聞いたことがあります。その時はピンときませんでしたが、伝わる文章は読者に想像させないと学んだ今、必要な情報が過不足なくまとめられているかどうかは非常に大切なことなんだなと思います。

今回の講座で感じた京都ライター塾の特徴3つ

①「体験」する

実は、第3回講座で企画の立て方を習った際、すでに一度添削をしてもらっています。
そのときの江角さんいわく、「添削は否定ではなくて、その文章がどうしたらより読者に伝わる文章になるかを提案するもの」。

わかっているとはいえ、いざ自分の文章が添削されるとなると、やはり少しどきどきしてしまいます。

そこで、添削された自分の原稿を見る前にあるワークがありました。

内容は、人の原稿を読んで「良い点」と「提案したい点」を探すというものです。この「提案したい点」がポイントであり、原稿に不足している要素を挙げるよう言われました。

そして客観的な視点を持てたところで、今度は添削された自分の原稿を見ていくという流れでした。

講座では自分の文章だけでなく、他の人の文章も添削するワークを通じて、より冷静に「伝わる文章を目指す」について考える経験ができました。

②「グループワーク」で学ぶ

「人前であれこれ指摘されると緊張してしまうから、マンツーマンの講座がいい。」
これも一理あると思います。

しかし、今回のようなテーマだと一度に多くの事例を知ることができるグループワークは学びが多いと感じました。

私はアーカイブ受講でしたので直接講座内でフィードバックがあったわけではありませんが、自分と共通する指摘内容があったり、逆に自分にはなかったフィードバックをもらっている原稿があったりしました。

これだけでも、自分一人の事例の何倍もの学びがあることが伝わるのではないでしょうか。

また、他の人がいることで、自分の中ですぐに形にできなかったもやもやを代わりに言語化してくれると感じる時が何度もありました。

周りの人の考えを知り共感することで、自分が感じたことはこういうことなんだと確認することもできるので、学びがさらに深まると感じます。

③「経験豊富な江角さんの一言」がある

江角さんは文章を書きたい人の後押しをどんどんしてくれます。

今回、初めて原稿にプロの添削を入れてもらいました。
添削された原稿を見るまでは、「きっとボロボロだろうな……」と少しだけ怖さがあったことも確かです。

しかし、江角さんは「自分一人で100点満点を目指さなくても大丈夫」とメッセージをくれました。また、「書き上げたばかりの原稿は、プロのものであっても手直しが必要」とも。

プロとしてすでに活躍されている方でも、一番初めに書き上げた原稿がそのまま世の中に出ているわけではないのだそうです。

すべての文章はいろいろな人の手が加わり、読みやすく伝わりやすいように磨かれぬいたものであることを知り、これまでしがみついていた”自分勝手な完璧主義”を手放していいのだと感じました。

まとめ

最後に、江角さんから「卒業を待たずにデビューしていいですよ!」とエールもありました。

せっかく講座で学んだことを活かすには、もう書くしかありません。
まだ最後の1回がありますが、すでにライターになって原稿を書いて世に出すことにわくわくを感じます。

京都ライター塾で原稿の書き方を学ぶと、そのままの自分でも書けることはたくさんあると分かりました。
また、いろんな人と関わって文章が成り立つことも学びました。

改めて、京都ライター塾はただのライティングスキルを身につける講座ではないと思います。

自分の世界を広げたいなと思ったら、気軽に参加してみてください。ぜひ一緒に、書くことを楽しみましょう!

【前回の記事はこちら】

【京都ライター塾の詳細はこちら】

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