ボーンズ

ガリガリ女性の小説とイラスト

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本来人に見せてはいけない絵(2)

おそらくこれも人に見せてはいけないのでしょう。ですが見たいという人もいるので、限定公開します。 梓と和美 梓(今日体験に来てた和美ちゃんって子、ものすごく可愛かったな…。それに、身体も柔らかいし、手足も長い。いいな…バレエ向きの身体。あと…これは単なる私の好みの問題だけど…見たこと無いくらいガリガリ…レッスンに全然集中できなかったよ…) 和美「梓ちゃん!」 梓「え、なに?!」 和美「梓ちゃんって、その…男の娘…なの?」 梓「うん、そうだよ…」 和美「すごいね!」

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    • 本来人に見せてはいけない絵

       なにか不安なことがあったり心がソワソワするようなときは、紙に自分の思っていることを書き出せばよい、というのは広く知られるライフハックの一つだ。  右脳優位な僕にとってそれは、キャンバス(時にアイパッドに)に絵を描く、と変換される。キャンバスにありとあらゆるものを思いつくままに描き殴るのだ。電車にぷりん、宇宙に細胞、人魚に昆虫。とたんにキャンバスはこの世界のありとあらゆるもので埋め尽くされる。ときに悲しく、ときに清らかに、ときに情熱的に。場合によっては、あまりに形而上的で自分

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      • 美人だが、痩せすぎな上司。

        注意事項 この小説には、痩せた女性が登場します。ただし、もしあなたがご自身のことをスレンダーフェチ、貧乳フェチ、あるいは一般的な意味合いにおけるガリガリフェチだと認識しておられるなら、即座にブラウザバックされることをおすすめいたします。ここに登場するのは、そんな人々の想像を遥かに超えて痩せた女性です。耐性のない方だと、吐き気、めまい、頭痛などの症状が出るかもしれません。ただしあなたが、真のガリガリフェチであると胸に手を当てて言えるならーここに着た人の殆どは当てはまらないのでは

        • は?お腹すいた?

          は?学校行きたい?何言ってるの、太って醜い体で。 でも、前学校に行ったとき、すごく痩せてるって同級生に言われたよ? 口答えするんじゃないわよ!! (女は少女をぶった。) ごめんなさい(少女は今にも泣き出しそうな声で言う。) 痩せてる?そんなわけ無いでしょ!?そんな豚みたいな体で学校なんて行くんじゃないわよ。豚みたいな。恥かくのは私なんだからね。 ごめんなさい… ほら、とっとと家の掃除しなさい。床の雑巾がけと窓拭き。あんたの仕事でしょうが!! でも、もう晩ごはんの

        本来人に見せてはいけない絵(2)

          どこにでもある話。ひとりの体型をのぞいて。(4)

          「それでは一通り、一応は完成したことと思います。5年生は体操服を脱いで上から三段着を着用してください。それが終わったら、机と椅子を教室の後ろ半分に寄せてください。一人1セットが目安です。」 え、ここで着替えるの・・・まぁ女子しかいないからいいのか・・・。でもなんとなくC美さんに見られるの恥ずかしいな・・・太ってるって思われそう・・・でも、今からのこと考えたらもうそんなこと言ってられないよね・・・。あ、っでも視線逸らしてくれてる・・・今のうちにささっと。 「あ、着れました。

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          どこにでもある話。ひとりの体型をのぞいて。(4)

          どこにでもある話。ひとりの体型をのぞいて(3)

          前回からの続きです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  5年2組の教室の廊下側のすりガラスが人影でまだらになり始めた。教室はほとんどが女子生徒になり、C太郎は友人に急かされるのを遮って、E子の席に急いだ。 「E子、ちょっといい?」    大きなピン留めで前髪を横に押した大柄な少女が、文庫本から顔を上げた。でこの光沢の位置が動いた。 「え、シッC太郎君?うん、珍

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          どこにでもある話。ひとりの体型をのぞいて(3)

          どこにでもある話。ひとりの体型をのぞいて。(2)

          前回からの続きです。  A子、B子の身体測定が済み、無機質で平板な声で先生は次を促した。仕切りのカーテンを狭く開けて、目だけがギョロリと大きく、骨ばった小さな顔が覗いた。 「大丈夫ですか・・・?」 「はい、クラスと出席番号とお名前をお願いします。あとこちらに、健康カード出してください。」  何かの紙を捲りながら、低気圧に気力を失われた様子で、何十回となく繰り返してきたであろうセリフを惰性にまかせて垂れ流した。少女は顔だけを出して、生首だけが

          どこにでもある話。ひとりの体型をのぞいて。(2)

          どこにでもある話。ひとりの体型をのぞいて。(1)

          とある小学校、春、保健室前・・・ D「ちょー。ホントに嫌ー。絶対太ったて〜」 B「えーそれなー。でも、身長伸びてたらオッケーってコトにする。」 D「まーローレル指数出したら身長関係なく分かるけどね。」 B「それは、見なかった事にするw」  六年二組はこの日、3・4時間目の自習中、各々のタイミングで保健室に行き身体測定を受ける事になっていた。仲良しグループの、A子、B子、C美、D子は、今日も誰から言い出すでもなく、一つの生命体ででもあるかのごとく、当然のように四

          どこにでもある話。ひとりの体型をのぞいて。(1)