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35歳のNZ留学【IRDナンバーの取得】

働くための下準備。最後はIRDナンバーの取得である。前々回の記事にも書いた通り、IRDナンバーとはNZにおける納税者番号のことである。これを手に入れるためには、申請書を記載し最寄りの郵便局へ持って行く方法と、オンラインで申請する方法の2パターンあり、アナログ派の私からすると直接出向き不備がないかなどその場で確認してもらった上で書類を提出した方が安心できそうだ。しかし私は先日の銀行での一件を引きずっている。なので今回はオンラインで申請することにした。それに、郵便局へ行く方法で申請するとIRDナンバーは郵送で送られてくることになるためそれも不安材料になり得る。オンラインであれば数日後にメールで確認できるという点でもオンラインを選ぶ方が無難である。
というわけで、IRDナンバーの申請サイトから申請を試みる。一度目は一人で自分の部屋で。納税者登録とだけあって、記入するのは超重要な個人情報ばかり。途中で、このサイトは本当に安全かなどと疑心暗鬼に陥り恐ろしくなって中断した。二度目は経験のあるクラスメイトに見てもらいながら放課後に。クラスメイトが記入方法の説明画面を開いて確認し、私はそれに沿って慎重に記入していった。
そうしてようやく申請をコンプリートした。
日本での私はこういう時、自分で調べたり直接機関に聞いたりしながら自分一人で淡々と進めていく。だけどここではその自分が機能していない。日本でできていたことがここではできない自分に戸惑いを感じる。そして周りのみんなが助けてくれることが本当に有り難くて感謝しかない。
日常の色々な場面において、自分の気持ちとそれにブレーキをかけられるように進まない物事とのギャップ、その度に自分の内面と向き合わされる日々というのはなかなかしんどいものである。

さて、数日後ついにIRDナンバー取得のメールが送られてきた。
これでいよいよ準備が整ったわけだ。

英語の字面に圧倒されて
見ただけでくらくらする画面
IRDナンバーのお知らせメール

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