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①「ビジネス」が何かを知れば、あなたの本当にやるべきことが見えてくる。

この度もお手に取っていただき誠にありがとうございます。
定時で帰るためのスキルのお話をする前に、まずは大枠で仕事とは何なのか、ビジネスとは何なのかについてお伝えいたします。

今では一般的になったビジネスという言葉、多くの方はこの言葉の本質を知らずに使っているように感じます。
ビジネスとは、本来「物を売る」ことでも「ひたすら利潤だけを追求する」ことでもありません。

ビジネスの本質は、
「困っている人の課題を解決して、それ相応の対価をいただく」
ということです。
この世の中のどんなビジネスであってもここから外れることは決してありません。
風邪を引いたら、風邪を少しでも早く治すために病院に行きますよね。そして、その対価としてお金を払うはずです。
つまり、あなたが仕事の中で意識しなければならないのは、
「自分はどういった課題を解決することを求められているのか」
ということです。

例えば営業マンで例えてみましょう。
私は以前求人広告を販売していたのですが、求人広告の営業マンが求められることは、
会社から「自社の求人広告を販売して会社に利益をもたらすこと」
顧客から「求人の課題の解決」
となります。

数字の上がらない営業マンの多くは会社の求めることだけを重視して、顧客に求められていることを軽視しがちです。
しかし、考えてみてください。
上記の場合、この企業が解決すべき課題は何ですか?
答えはお分かりのとおり、「求人の課題の解決」です。
この企業は求人の課題を解決するからこそ世の中で必要とされ、結果として利益を上げることができているのです。
つまり、利益というのは目標を達成したことによる副産物であるということがお分かりいただけるかと思います。

私は営業マンとして上場企業に勤めておりましたが、上場企業の営業マンであってもこの本質を理解していない営業マンが多くいました。
※私の上司もこの一味でした。。
トークの練習やロープレばかりで、顧客にいかに耳障りよく聞こえるかだけを意識して、どうやって自分たちの商品を使って顧客の課題と向き合うかを考えない人たちです。
そういった人たちは、瞬間的に売上が跳ねることはありますが、価値提供ができないためすぐに顧客が離れていきます。ひどい時にはクレームになります。
逆に、本質に忠実に顧客の課題と向き合うタイプの営業マンは、堅実なことしか話さないので時間はかかりますが、顧客からは信頼され、紹介もしていただくことができ、売り上げもどんどん上がっていきます。
私は会社で断トツの成績を挙げている営業マンを間近で見てきましたが、商品を売ることよりもどうやったらその課題が解決できるのかにフォーカスして顧客と商談をしていました。

ここまで読んでくださったあなたならもうお分かりかと思いますが、ビジネスの本質は課題を解決し、それによって報酬をいただくこと、つまりお互いがwin-winになるようにすることです。

定時で帰るためにはまずはきっちり成果を残さないといけません。
成果を上げて、きっちり定時で帰るためにとても大切な考え方なので、
ぜひ心に留めていただけると幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


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