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FF14を久々に再開した話

最初に注意!この記事はファイナルファンタジー14 パッチ6.0序盤までのネタバレが多分に含まれるので、それでも良い人だけ閲覧してね!


こんにちは
みなさん元気ですか
僕は元気です

なんだか最近ファイナルファンタジー14というゲームの最新アップデートがあったようで、同時にsteamでセールをやっていたこともありまたプレイすることにしました

ということで今までの感想と同時に今のプレイ感みたいなのをざっくりと語っていくよ
(軽いプレイ日記みたいになるかも)


今までのFF14と、今のプレイ状況

ということでシナリオとかゲームシステムとかプレイフィールとかをごちゃごちゃに混ぜて、FF14を振り返っていこうと思う

新生〜第七星暦まで

一応リファイン前の環境で新生をプレイした上での感想です(確かギリギリ滑り込みでプレイした)

正直新生に関してはあんまり記憶がなく、色々ごちゃ混ぜと言うか、レイドとかに関してはプレイ順すらもごちゃ混ぜな状態なのであやふやな部分が多いんだけど、.0範囲に関しては「エオルゼアに侵攻せんとする帝国と、アシエンっていうそれを傀儡にして暗躍してるもっと悪い奴が居て、各国を巡って色んな問題を解決しながら、その二つと戦うぞ!」みたいな話
アシエンに関しての前振りというイメージしかないのは、もう仕方がない 何より最後のラハブレアも今やルーレットでしばき倒される存在であんま強くないし…印象には残りづらいよね
全体的には、途中で主人公が加入する「暁の血盟」のメンバーと共に、各地の蛮神問題を解決していくと、だんだん帝国と話がつながっていくみたいなストーリー
一本筋は割とちゃんと通ってると思うんだけど、やらされる事はひたすらにお使い!お使い!お使い!

たまにご褒美の如くIDや蛮神戦を置いてあるけど、給水終わった?とばかりにヒカセンに各地を走り回らせるし、加入した秘密結社の上司であるミンフィリアとかいうカス女社用携帯まで持たせてる癖に、わざわざベスパーベイにある「砂の家」とかいう微妙にアクセスの悪いアジトに事あるごとに出勤要請してくる

「結局全部のパッチお使いはあるじゃん なんで新生だけ叩くの?叩く材料にしたいだけだろ」という反証をたまに見るけど、流石に蒼天以降反省したのか露骨に無意味で回り道的、引き伸ばしっぽいお使いの物量が減ったので、この批判に対しての反証でこう言うこと言っちゃう人は、そもそも体験してない人か、記憶障害持ってるかどっちかだと思う
つかリファインあった時点で思うところあったって話だろ 馬鹿どもが
今は1日でハウケタとかまで行ってる人も多いので、本当に早く終わるようになったんだなとおもう よかったよかった

第七星暦に関してもお使い的部分のペースはあまり変わらないんだけど、やってることは「新生のエピローグ(戦後処理)と蒼天の前振り」なのに下手するとこの次の拡張である、世間では好評な蒼天よりストーリーが面白い
今後重要な役割を担うヤミセン達もここで登場したりと、結構贅沢に色んなことをやる

おそらくここで繋ぎ止められていなければ、俺はこのゲームをアルテマウェポン倒してバイバイな感じにしていたと思う
各国の共通敵との戦いが落ち着いた途端、バンバンしゃしゃり出てくる胡散臭いウルダハのお偉い連中、そこから少し影を出す難民問題 それらの企みにまんまと乗せられるおぼっちゃま… ともう最初から不安要素しかない立ち上がりで、「いやエピローグちゃうんけ!」ってなったのはかなり良い
ここ含めて蒼天って思ってる人が蒼天のストーリーおもろいって言ってるんじゃないか?誇張表現はダメだよ
結局手に入れた地位も、仲間も全てを失ったどころかマイナスぐらいになった状態で、藁にも縋る思いで、以前世話になったちょっと変な兄ちゃん「オルシュファン」を訪ねるところでストーリーは終わるんだけど、この一連の騒動でガチ凹みしたアルフィノくんは多分今見ても面白いと思う

レイドやアライアンスレイドに関しては、クリスタルタワーに関しては割とストーリー終わった後すぐやったんだけど、バハに関しては漆黒終わったぐらいに触ったので、昔のイキリアルフィノとアリゼーを見られてちょっと笑っちゃった あと最後のクソダサ詠唱はほんまにダサいと思う

蒼天〜竜詩戦争編

実は一番記憶がないかもしれない、大まかな流れすらちょっと忘れつつあるが、大体がイシュガルドの教皇・アシエン・竜を巡る大きい流れの話
でも今のストーリーにもちょっと絡んでくる「竜の眼」に関する部分とかは、ここでガッツリ語られるので今に至っても必要な話の一つ

キャラに関しても、アシエンとのつながりをあえてヒカセンに伝えたり、当の本人はアシエンごと取って喰らおうとしていたりと、豪胆で聡明な悪役であるトールダンⅦ世 先の話にも出てきた我らが盟友オルシュファン、今後も共に戦うこととなるエスティニアンらを始めとする所謂「蒼天パーティ」 複雑な出自であるにも関わらず、真っ直ぐ育った「良い為政者であり大人」ポジションのアイメリク等、目立って「バカ蛮族のボンクラ」みたいな嫌な雰囲気の敵味方がそんなに居ないのも特徴
.0のストーリーで大体の話というか、イシュガルド関連の事情が捲れて、人側の問題が割と解決してしまう関係上、半分ぐらい戦後処理に近いニーズヘッグ周り(竜詩戦争編)のが面白くないイメージが強い
「力を手に入れ、操るために暗躍した怖くて強いジジイ」から「積年の恨みだけで動いてる蛮族ドラゴン」に大ボスが鞍替えされるので無理もない話ではあるんだが

ちなみにオルシュファンの死亡イベントには普通にその日このゲームのプレイが継続できないぐらいにはショックを受けました

あんなコメディリリーフもできて男気もあるイイにいちゃん死んだら誰でもショック受けるて
(今でもふと「ああ…あの場所行ってももうおらんのやな…」と思うことがあるぐらいには引きずっている)
何より割とカッコよく盾でガキィーン!って感じで受けてたので受けた瞬間は「おおやるやん!流石俺の友」とか思ってたどころか 言ってた
なんか盾がピシピシ言い出してん?ってなって
割れた時にうせやろ?って関西クレーマーみたいな事を確か言った
逆を言うとそこがショックすぎて「オルシュファンが死んだ」ということしか頭に強烈に残っていないこと、そこからの「仲間たち」による演出による“泣かせ”に全部持ってかれて、「なんか良いもん食った感」で誤魔化されてない?と思うことはある

レイド・アライアンスに関しては
アレキはノーマル踏破済み マハはなんと遊んでいない!
アレキのBGMはどれもカッコよくて好き メカメカしてて良いよね

紅蓮編

実はここで一回プレイやめたレベルでアラミゴ編がうんこだと言う感想が強い ドマ編はなんかめっちゃおもろい
加点方式で見れば結構プラス 減点方式で見れば結構マイナスみたいなお話し

プライドがクソ高い割に被害者根性はしっかりしてて、その上馬鹿という蛮族大陸エオルゼアの中でも随一の救えない蛮族「アラミゴ族」を救うために、ヒカセンたちが奔走する話

序盤は特にリセとかいう目が隠れてる時のが数倍かわいかった女がとにかくなんかあるたびにクソうるさくて「黙っとけやこの脳なしゴリラが」と結構キレそうになるシナリオ
あのゴーグル取った時に「おおかわええやん」って呑気に構えてたらこれだからね 落差がすごい
とにかく味方サイドが無能な蛮族で、こいつらを救うとかそういう気持ちを丁寧に削いでくれる
結果的に「この種族の救済には全然気乗りしねえけどこのゲーム進めねえといけねえしなあ…」というクソみたいな気持ちでゲームを遊ぶことになるのがこのストーリーの良くないところ

おそらく序盤のアホ加減は「一族を率いるリーダーとしての資質の成長を、パパリモという外付けリミッターがいない状態でも大丈夫な状態まで持ってく話ですよ」という演出意図があってのことなんだろうけど
「元気印の暴走バカ」という属性と「アラミゴ族自体が割とクソ」という現状が合わさって、「バカの蛮族の頭なのでこいつももちろんバカ」という最悪の符号一致を見せてしまうのがとても良くない

そんな馬鹿蛮族のなかで話がわかる奴もいるんだけど、「FF14有能キャラ(というかきちんと言語が通じる人間)すぐ死にがち」というこの世界の不文律に巻き込まれて無事死亡
正直アラミゴ解放軍のリーダー「コンラッド」が死んだ時「アラミゴの未来はもう終わりや…」としか思わなかった

こいつらバカすぎる上ヒカセンがケツ叩くどころかリード引っ張ってやらんと本当に何もしないので、方法は間違ってしまったが自分でアラミゴ族の問題を解決しようと奔走し、革命軍まで立ち上げて帝国を打ち倒さんとし、結局復讐心と妄執に呑まれて死んだイルベルドのほうがまだ好感が持てる

まあこいつが革命軍全員の命まで捧げて召喚した神龍くんはこの話でまんまと帝国に利用されるわけですが 結果的にアラミゴは全アホ

しかし打って変わってドマ編に関しては登場人物というか、主要人物がなんだかんだ新生の頃から裏方として大活躍してくれていたユウギリを始め、快活な好漢であるドマ国主のヒエン 同じく気持ちのよい男であるゴウセツなど、キャラの時点でもうナメクジみてえにジメジメした蛮族のアラミゴ共とは天と地ほどの差がある
何よりこいつらは最低ラインがコンラッドレベルはある なんて優秀な民族なんだ


シナリオ的にも、紅蓮開始時点でドマメンバーには今までの活躍による恩義が前提として存在するせいか、快く協力したくなるのが大きい あのアラミゴとかいう奴ら最初こっちにもなんかぶつくさ言ってくる上、タカ派のボケ共は神龍召喚したりとか、そもそも俺たちがイシュガルド落ち延びた一因がこいつらのタカ派の旗印だったりとか、こっちに迷惑しかかけてないのでそもそもの好感度のスタートが違う

マグナイをはじめとするアジムステップの面々も良い こいつらも族間の勢力争いという事情を抱えど、頭がカチカチな訳ではないし、必要とあらば共闘もするクレバーな人たち

クソバカ蛮族のゴリラ女もドマ編を経て成長し、舞台をアラミゴに戻した.0後半では結構しっかりした人になるせいか「ドマ編は良かった」という印象をさらに補強させてしまう (実際は.0ラストのアラミゴ編(後半)も流石に紅蓮の締めだし展開は面白いんだけどね)
結局まともにお礼言ってくれるのリセとラウバーンぐらいだしな

ただ共通して言える良い点があって、それは「敵勢力のキャラがドマ・アラミゴ両方で魅力的」ってこと
アラミゴ編、というか紅蓮全体のボスとして君臨する、ヒカセンに土をつけた我が友ゼノス
ドマ編の大ボス枠を飾る妙にエロい女ヨツユ
そして.1以降から出てくる今でも擦られるネタキャラであり、ヨツユの弟であるサイコゲイ野郎アサヒ

悪逆は死せるべしの法則に則りこいつらはまあ全員死ぬのも落とし所としてはよい
ヨツユに関してもある種のカタルシスをキチンと消化して、悲しみと満足感の両方を持って退場させたのは上手だと思った
どうあがいてもあのままセリス枠になるのは無理があったからねヨツユ
記憶を失ったのが救いなんだというストーリーかと思いきや、彼女の犯した罪に対する罰の続きだった
という構成は本当に好き
失うものが出来てから失わせた方がより「重い」からね
ゴウセツは普通にめちゃくちゃ可哀想だけど
なお、勝ち逃げっぽい死に方したゼノスくんはなんか生きてたんですけどね!!!!

ちなみにBGMに関しては今のところ14の中でも最上位に位置している気がする
主に鬨の声が強すぎる
レイド・アライアンスはオメガが途中まで、初見殺しコンテンツのリターントゥイヴァリースは最後までプレイ

RTIに関しては「俺たちが長年勘違いしていた結末に近いifストーリー」を見ている気分になり、かなり面白かった
総合的に見ると紅蓮も面白い部分はたくさんあるけど、アラミゴはウンコという結論になる

漆黒編

みんな面白いって言うシナリオなんだけど、うん、めっちゃ面白かった

光の氾濫が起きて、「罪喰い」とかいう光由来のバケモンとかが溢れてる(どころか生活してたら光に当てられて自分が罪喰いになる)という「光のせいで終わりかけてる」世界が舞台で、明度が高く明るいのに退廃的で不気味な世界で、知り合って良くしてくれたお姉ちゃんが光のゲロを撒き散らかしながら化け物に変質する様を見せつけられたり、それを増進する化け物量産工場と化している楽園があったり…ととにかく光が悪いもので、光側が悪として描写される
今まで色んな局面で散々助けてくれていたハイデリンも例外ではなく、アシエンたちの動機というか、世界が分たれた話の説明があるときになんかすげえドロップキックをかましている壁画を見せられたりと、とにかく「こいつヤバくね?」と思わせる材料がモリモリ増えていく

ぶっちゃけやってる事は「正義の反対は悪じゃなく、もう一つの正義なんだ」というオメー野原ひろしが何年前から言うとるねんみたいな割とありがちな話なんだけど

その方法が「ラスボスが同行者としてついてきて、尚且つ少しずつこちらに事情を説明し、対話を試みてくる」とかいう結構なパワープレイ

しかもこんなことしてくるだけあって、飄々とした感じの態度と胡散臭い雰囲気とは真反対のめちゃくちゃ真面目ないい男エメトセルク

それでも結局彼らのやりたいことは「俺たち復活したいからお前らは死んでね」なので相入れる訳がない というのが最初から割と分かってるのも辛い

光の氾濫をもたらしてしまった光の戦士「アルバート」との関係性もとても良い
最初はなぜここに居るのかといいつつ、二人きりの時間で最初は諦念を語る彼だけど、段々とヒカセンに感化されてちょっとずつ元気になり、最終局面では危機的状況に手を差し伸べ、力になってくれるという最高の男

というか斧スッ…からのイントロでフォアアアアアア!!!ってならん人いないでしょ

あそこからアルバートの声に合わせたリップシンクで啖呵切るシーンと台詞は、オンラインゲームというか、「アバターを作って遊ぶタイプのゲーム」だから出来ることのなかで、最早ちょっとベタになりつつあるけど効果的演出のひとつだと思う
(ゴッドイーターバーストのアレとかそう言う奴の類)
というか漆黒のメインテーマかっこよすぎんねん

イベントが終わった後、そのままあの光の柱が立った状態のハーデス突入口で、深く息を吐きながらしばらく立ち尽くしていたのは今でも覚えている

こういう「ツボを分かってる感」で一生話が続くのでそりゃみんなおもろいおもろい言うよって話

5.1以降のストーリーも面白く、漆黒としての締めが「新旧ヒカセン対決」の様相を呈していたのもまたしてもツボの押さえどころが分かっているという感じだった
まあ一番良いのは当戦で助けにきた奴のあの仕草のシーンなんだけどな 声なしであそこまで鮮烈なこと出来るキザ野郎には参った
あとはアルバートとセトのシーンはなんかめっちゃ泣いた お前本当にデカくなったなぁ!のトーンが、本当にすげえ良いんだよあそこ

レイド・アライアンスレイドはエデン途中まで、ヨルハは最後までプレイ
ヨルハに関しては後半もうだんだんヨルハ部隊側の事情関係ない奴らが出てきて草生えた

そして…

今は暁月のフィナーレをプレイ中
まだ途中なんだけど、なんというか、今までのFF14オールスターが全員同じ方向を向いて、一つの共通敵に立ち向かっているとこを見ているだけで「これまでの旅で積み重なったものがこんなにデカくなったのか」という感動があり、ぶっちゃけその時点で漆黒超えてるまであるんだよね 今のところ
新天地で新たに出会った龍のヴリトラくんも妙に優しくて、「お前自身凄すぎるけど、頼られすぎだし、その凄さ故にお前の近くの人が巻き込まれて死んだりするのしんどいよな でもそうならん様に頑張れ」と結構クリティカルな励ましが入ったりする
漆黒はよく「全RPGの中でも最高峰に位置するシナリオ」だとかなんとか言われているが、長く続いたオンラインゲームのシナリオとしての最高点は漆黒じゃなくこっちだろう とまでまだ序盤なのに思ってしまう
漆黒まで含めた今までの冒険は、なんだかんだと新天地での旅が殆どだったり、知らない人らと繋がりがあまり無い状態でのスタートと言うか、漆黒に至っては今までの敵と一緒に旅したりするので、こういう「今までの旅」を感じる機会みたいなのが少なかったんだよね
総決算的な話だからこそ出来る、今までの旅で育んだ太いつながりが一気にドカンと雪崩れ込んでくる演出は心が震えた
正直なところ、こういう展開は今までのヒカセンに圧倒的に足りなかったものであり、新生から続いた「オメーらヒカセンに頼りすぎじゃ」問題についても、この光景を見たら何だか許してしまいそうになる そんな話
まあゲーム的には相変わらずアレ持ってこいだのここまで行けだのネズミ捕まえてこいだの雪山で生存者探してこいだのとこき使われまくるんだけども

まとめ

FF14はやっぱり面白い
(ストーリー見る分には)

大体いつもバージョンのストーリー出揃った時にゲーム遊んでるけど、大体いい思い出になって返ってくるので、良いゲームだと思う

ここでこんだけぶつくさと文句言った紅蓮も、正直後半は普通に面白いし、鬨の声はかっこいい

ということで遊んだことない人も、どこか途中で諦めたヒカセンの人も、どうやらストーリー終わるらしいし再開してみたらどうだい?

いま日本DCでこのゲームを遊ぶと、もしかしたら俺と一緒に暁月をプレイできるかもしれないぞ!
別に要らない特典だよな!ごめん!

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