見出し画像

女性によく使われるツボ

婦人科系でよく使われるツボとして『三陰交』があります。
「さんいんこう」と読みます。

このツボは月経不順や生理痛、pmsなど婦人科系で起こる不調によく使われるツボです。雑誌なんかでよく紹介されているのを見かけますがこのツボにも使い方の注意点があります。
月経周期を整えるために使われることが多いですが三陰交には月経を起こす力があるツボなので刺激しすぎると周期を早めることもあります。
また、刺激が強いと経血量も普段より増えやすくなります。

押せばよく効くと思って暇さえあればずっと押していると刺激が強すぎで思ってもみない効果が出てくることがあるのでおしすぎは控えた方がいいです。
何事もいい塩梅というのがあるのでお灸をするのなら1日3個までに抑える。押すのであれば10秒以内で止めるなどこれぐらいまでと区切っておくのがいいかと思います。

また、月経中にも使うのは控えた方がいいです。
三陰交を経中にも使っていると前述したとおり経血量が増えて止まりにくくなってしまいます。刺激が大きすぎるというより現在進行形で起こっている月経をさらに起こそうと働くので量が増えてしまいます。
なので月経が始まったら三陰交を使うのを控えてゆっくりと過ごすのがいいです。

ツボを使うタイミングや刺激の量は人それぞれ異なりますが上手に使うことができれば身体の負担が減るのでセルフケアに使うのはいいかと思います。
わからない点や自分では難しいというのであれば近くの鍼灸院に尋ねて上手に利用していただければいいですね。

鍼灸院によっては日頃のケアの仕方を丁寧に教えていただける場所もありますし、ちょっとしたケアを定額でしてくれる場所もあります。

おうちでお灸をするのは匂いが残るのが気になるという方も鍼灸院でちょっとした温活を提供している場所もありますので調べてみるのも一つだと思います。

鍼灸院 睦月
和歌山市有本 569−22
電話 073−460−2538

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?