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パワースポット発見か?#競馬場で会いましょう

義母の四十九日が終わりましたが、休みの日には朝のコーヒーを仏前で飲んでいます。語りかけると、不思議と写真の中で微笑んで見えるんですね。
田中弥三郎です。鍼灸マッサージ師をしています。

いつか行きたい→さあ行こう

勤務形態を変えたのは、そのため

去年の秋から勤務時間が変わり、やっと少し時間が作れるようになってきました。
ただただ働いて消費するだけじゃ、せっかく妻と一緒になったのに意味がないですから。

そのおかけで義母の供養にも時間を使えましたし、なんやかんや収入が減っても、どうにか回せています。

供養も一段落したので、少し息抜きに出かけました。

いつか、競馬場に行ってみたいって

折に触れて妻は、亡くなったお父さんのことを話してくれます。
自営業で毎日忙しくしていたそうですが、たまの休みに父娘で出かけたことを思い出すそうで。

「一度だけ競馬場に行ったことがある。お馬さんがすごくキレイで楽しかった。いつかまた行けたらいいな。」

妻も私もギャンブルには興味がないのですが、動物は全般が好きです。サラブレッドが走る姿は美しいって聞きますし、一度はナマで見てみたいと思っていました。

それに先日、こんなステキな記事も読んでいて、行きたいってコメントしちゃってたのもあって。

JRAのホームページを見てみたら、阪神競馬場でGIIレースがあるとのこと。
これは好機と、指定席を買いました。

何も分からずに指定席を取って

クルマか電車、電車に決まり。

勢いでチケットを取ったものの、詳しい場所もアクセスも分かりません。
クルマでと考えていましたが、開場の9時より早く満車になるとのこと。そこまで早起きできませんので、電車になりました。

久しぶりの阪急電車は新鮮です。やっぱりお客さんの雰囲気も違うし、何より中吊り広告が違います。
宝塚歌劇団の広告が、目ヂカラ全開でアピールしてくれました。
妻の友達に誘われて、タカラヅカ観たのを思い出しましため。いつか手塚治虫記念館にも行かないとね。

西宮北口駅で乗り換えて、仁川駅に到着。
電車の隣の席で、競馬の動画を見てらしたお兄さんをロックオン。この人に付いていけば間違いない(笑)

実際は、駅からは阪神競馬場への直通地下通路で、迷いようのない安心設計でした。

歴戦の名馬の写真を眺めながら歩いていると、ワクワクも高まります。
良いですね〜、この雰囲気。
クルマで来てたら、これは味わえません。
非日常の世界へ、いざ出陣じゃぁ〜。

QRコードで入場。ちょうど第5Rスタート

QRコードを見せて入場、とりあえずトイレ。
お昼前だったので腹ごしらえをと思ったら、ちょうど第5Rスタートの報せ。
買ってないし何頭走るのかも分かんないけど、あわてて窓に貼り付いてレースを見ました。

すごい!お馬さんが走ってる!
それ以上の感想が出てこないのですが、やっぱりリアルで、ライブで観ることのワクワクがたまりません。
あっという間のゴール、そこかしこから聞こえる悲喜こもごもの声。
緊張と緩和の急展開に、気持ちが追いつきません。
とりあえず目についたカツカレーを2人分注文してかきこみ、4階の指定席に向かいました。

ちょっとイイ席を取ってみたので

A席で観戦。エエ席やん。

せっかくなので、ゴールが良く見える席を取りました。ゆったり座れて、各席にモニターもあってめちゃくちゃ快適。
そして何より、施設全体が超キレイ。
スタッフもじゅうぶん過ぎるほどの人数が配置されてるし、経営状態が良いんだろうなと。

補助金もらってるのに経営がうまく行ってない、なんて話を耳にしますが、こりゃスゴいなと感心しました。

次のレースの時間がせまって来るので、あわててパドックを見に行きました。
もちろんなーんも分かんないけど、とりあえず見てみたいっ!の気持ちだけで。

パドックを回る馬たちを見てると、歩き方や筋肉の動きが気になって仕方ない。気がつけばまともに馬の顔なんて見ないままでした。

忙しい、そして遠い、、、

第6Rから、ちゃんと馬券を買って参加しました。
パドックを見て気になった馬を選んだら、やけにオッズの高い馬ばっかり(笑) 
そして案の定、なかなか勝ちに絡んできません。
まぁ当てずっぽうですから、こんなもんでしょう。

気になった馬をピックアップして買う

レースを見る、順位確定を待つ

次のレースに備えてパドックを見に行く

の繰り返しでしたが、席は4階でパドックは1階。
2階からでも見えるので、そうしましたが往復が大変です。
一度くらいならまだしも、その都度往復すると座ってる時間がありません。

妻は席でゆったりくつろいで、ハイボール片手にご満悦。これが指定席の正しい観戦スタイルですね。

6Rから11Rまで観戦して

もっとのんびりするのかと思ってた

パドックを回る馬を見てると、時間はあっという間に過ぎていました。というより、馬を見てるだけでどの馬を買うかも選べないままテキトーに買うような状態です。
不本意ながら、試しにオッズ低めの馬も買ってみたら9Rと10Rで勝っちゃいました。
うん、つくづく馬を見る目はないようだ。

でもホントに馬を見てると楽しいですね。
楽しいなんて言葉では足りないくらい。

パドックを回るとき、スタート手前で待ってるときの空気感。ゲート・インからスタートして、コーナーを回ってゴールへと駆け込むまでの緊張感と緩和の落差がこれほど面白いとは。

何事も体験してこそですし、やっぱりライブは楽しいですね。

ハイボール片手にお姫さま気分の妻は

メインの11Rが終わったら帰るつもりだったので、11Rは1階に降りてゴール前で観戦することにしました。

メインレースだけあって、スタート前には結構な人だかり。中盤から先頭を走っていた芦毛が、そのまま逃げ切ってゴール!
勝ったのは11番人気のエドヴプレ。
ゴール前ではギャラリーから、
「お前ちゃう、どけ!」なんて声も飛んで、スゴい盛り上がりでした。

で、イイ感じに飲んでゴキゲンの妻はというと、 
第6Rから第11Rまで、全部当てました

もちろん一本買いではないですし、それぞれ大きな金額ではないですが、全部当たるとは、、、

最後に買い足したやつが当たった!とか
間違えて買ってしまったら、入った!とか、
メインレースのゴール前で、一人だけバンザイして。
勝ったのはラッキーなだけですが、何よりこれだけ楽しんでくれたら、連れてきて良かったなぁと。

行ってみて感じたことは

駅から帰りまで、ノーストレス

単勝とか馬連・枠連くらいまでは知ってましたが、副賞やワイドはよく分かってません。
その程度の知識だけで行っても、思いっきり楽しめました。
駅からの専用通路に始まり、キレイな設備、じゅうぶんなスタッフ数、スマホで簡単に馬券が買える即PATと、めちゃくちゃ快適でした。

経営状態が健全でうまくお金が回せているからこそ、質の高いサービスが提供できているのではないでしょうか。

両親も誘ってみたい

本当に楽しかったのでまた行きたいし、京都競馬場にも行ってみたいと妻と話しています。
そして、私の両親にも声をかけてみたいと思っています。

両親はどちらもギャンブルはせず、父が優待株をさわる程度です。ですが、二人とも動物は好きです。
父は田舎の育ちなので、幼少期から鶏や牛馬にも触れています。
母は大学で、馬術部(障害馬術)をかじっていました。

そんな両親なので、私も動物好きです。
パドックでは馬のにおいがして、なんとも言えずテンションが上がっちゃいました。

やっぱり走る馬の姿はカッコいいし美しい。
きっと喜んでくれるんじゃないかと思います。
際限なく注ぎ込むようなタイプではないので、推し活のひとつみたいなものになればいいかなと。

外国人客がいない

近頃はどこに行っても外国人客の姿がありますが、競馬場では見かけなかったように思います。

これだけ質の高いサービスですから、ぜひとも外国人富裕層を巻き込んでしっかりお金を落としてもらえたらと思います。
VIP席で通訳兼コンシェルジュも付けたら、すぐに楽しめます。サービスに見合った料金を徴収すればいいだけですから。

懸念すべきは、犯罪リスクですね。
【外国人 競馬 脱税】でググると、こんな記事が見つかりました。

外国人でも20歳以上であれば馬券は買えるので、ウケると思うんですがね。
気軽に遊んでもらって、発生するなら税金も納めてもらって、お行儀よく楽しんでもらいたいですね。

もしかしたらすでにVIP席には外国人富裕層のお客がいっぱい来ていて、私が気付いてないだけかも?
ご存知のVIPさん、いらっしゃいましたら教えてくださいませ。

妻が勝てたのは、パワースポットのおかげ?

実は妻が勝てたのには、理由(ゲン担ぎ?)があります。というのは、1月に亡くなった義母です。

休日の朝はお茶とゴハンを御供えして、線香を上げるのですがそのときに仏壇と相談しました。

相談の結果(笑)、イチオシは4番に決まりました。理由は、義母のあだ名が「しーちゃん」だから。

おそらく生前の義母なら、
「分からへんから4番!!」とか言いそうですし。

その4番が、メインレースで勝ったわけです。
11番人気だったのに、逃げ切って1着。

この調子で納骨法要のお布施を稼いでもらうよう、ちゃんと仏壇にお願いしておきました(笑)
義父もおカネが絡むと頑張っちゃうし、勝っちゃうタイプだったそうです。
見守ってくれてたのかも知れませんね。

長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます。そしてきっかけを下さったジセおじGAMIさんにも感謝を申し上げます。
では最後に、こちらのCMを。

曲は、忌野清志郎、永井真理子、友部正人、高橋幸宏(敬称略)。どのCMも曲も、イイ感じだ。

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