「努力」にご用心 ③

 自分にとって「楽しい努力」を増やしていく。

周りの人がほめてくれそうなことばかりを考えて、頑張らなくてもいいのではないか。
 「そんなことをして、何の役にたつの」って叱られそうなことでも、自分が本当に好きで興味があるのなら、徹底的にやればいいのではないか
 もし、いつでも、どこでも昼寝がしたくなるなら、その昼寝を研究してみればいい。「快適な昼寝」を徹底的にこだわっていけば、ひょっとしたらビジネスにもつながるかもしれません。・・・実際に「昼寝カフェ」なるものがあるそうです。

 江戸時代は「遊ぶ」ことが尊ばれていたそうです。
 「遊び」というのは、プラスの概念で、教養のある人やゆとりのある人しかできない「高尚な」ものでした。だから、努力は粋ではなかったそうです。

 浮世絵などが、ヨーロッパの画家に影響を与えたのも、江戸時代の人々の文化的豊かさがあってこそです。その豊かさの底流に「遊び」がありました。「苦しい努力」をしていた自分は、遊びを無駄な事、遊ぶ時間を「勉強」「働く」事に使わなきゃと焦って、余裕がありませんでした。
 しかし、その焦りこそが、逆に視野を狭くし、アイデアを枯渇させ、寛容さをなくさせる元凶だった気がします。

皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです

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