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平穏な休日のアクシデント

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

僕は起床すると、部屋の窓を開けました。

「嗚呼…太陽も空も笑っていて、風も穏やか。うれぴー」

平和な日曜日の幕開けでございます。

しかし次の瞬間、僕の鼻が違和感を覚えました。
「はぁ…はあくシュン!」
くしゃみをしたと同時に、腰にも違和感を覚えました。

窓を開けて30秒ほどで、スギ花粉野郎が部屋に侵入してきたのであります。
「おのれ…スギ花粉野郎。馬鹿。馬鹿。頓馬!」

僕は怒声を発すると、大急ぎで部屋の窓を閉めました。
平和な日曜日の幕開けが、瞬時にして苛立つ日曜日に変わってしまいました。

だけど僕は気を取り直すことに成功したのであります。
何故かって?
それはみんさんの書かれたnoteの記事を読んだからです。
もうネ、みなさんの創造性と筆力には脱帽でございます。本当ですョ!

僕も負けじと記事を書き上げると、洗濯機をON!
洗濯機が鳴くまで、僕はインターネットを楽しみます。

「これはよいぞ…あっ…だけどここから先に進むには、課金しないとダメなのか。残念無念…」

僕はインターネットを遮断しました。
全く、日曜日の朝から一人で興奮して何をしているのだ。馬鹿者!

洗濯機が鳴いたので、洗濯物を部屋干しにしました。
そうです、外気にはスギ花粉野郎がウロウロしているので、干したくても干せないのであります。
本当にスギ花粉野郎は迷惑千万、孫の代まで恨んでやろうと考えている今日この頃であります。

「しまった…午前11時だというのに、何もすることがなくなった」

まあ休みなのだから、何をしても良いじゃん。ネ?

ってな訳で、僕は久しぶりに、本当に半年ぶりくらいに、カップラーメンを食べました。物足りなかったので残ったスープを飲みながら、解凍した白米も食べました。

「ごちそうさまでしたあ」

それからトイレに入り、尻の穴から叡智をひねり出した僕は、歯磨きを終えると、コタツの中に入りました。

スマホでSNSを楽しんでいると、瞼が重くなってきました。
「ちょっと、ちょっとだけ仮眠しよう」

僕は目を閉じました。

穏やかな風に乗って、野良猫たちの声が僕の耳に届きました。
僕は今、本当に優雅で贅沢な時間を過ごしている。何も休日にせわしなく出かけることが全てではない。こうして何の予定も立てずにゆっくり過ごす時間こそ、脳と身体が回復する一番の近道なのである。

「嗚呼…人生って本当に素晴らしい」

なんて思いながら、僕はコタツの中で放屁しました。

目が覚めた僕は、コタツの中で大きく伸びをしました。

外はまだ明るいので、およそ1時間程度の仮眠を取れたのだと思い、スマホを見た僕は愕然としました。
なんと時刻は17時30分になっていました。

「そうか。3月も半ばになったので、お日様の日照時間が長くなったのを失念していたよ。でもまあ頭もスッキリしたので結果オーライじゃんかョ」

なんてポジティブな言葉を発し、コタツから立ち上がったその刹那、また腰に違和感を覚えました。

「あやや………腰が痛い。腰が曲がらないぞ」

僕は尻を大きく出っ張らしながら、本当にゴリラじゃないかと思われるくらい、僕は尻を出っ張らしながら厠へ向かいました。

本日2度目です。尻の穴から叡智をひねり出しました。そしてウオシュレットを使用し、トイレットペーパーをクルクルま巻いて手に取りました。

そしてわすかに尻を上げた時、「イ、イタいんですけど…」と弱気な声を上げてしまいました。

そうなんです、腰が痛くて上半身が回らないのです。つまり、トイレットペーパーを使用して、叡智をひねり出す『穴』を拭けないのであります。

どうしてこんなことになってしまったのか?

ゆっくり優雅に休んでいたのに、なぜ腰がこれほどまでに痛くなったのか?

おそらく朝一番のくしゃみ。スギ花粉野郎のせいだ。それとコタツの中で長時間眠ってしまったせいだ。絨毯は敷いてあるけど、けっこう固めなんですよネ。

僕は普段使用するトイレットペーパーを何倍にも巻いて、最大限のパワーを使いながら、「うおおおおおッ」と叫びながら、何とか叡智を放出する穴を拭くことができました。

「嗚呼…お恥ずかしい。そして不愉快な思いをされた方、本当にすみませんでした。だけど、どうしてもみなさんと共有したかったのであります」

なんて言い訳をした僕は、そのあとお風呂でさらにゆっくり過ごし、お風呂上りに尻を丸出しにしながら、腰に湿布薬を貼りました。

そのあとも腰が痛くて買い物に行けないので、夕飯はピザとサラダをデリバリー。
お値段2600円。痛恨の出費となってしまいました。

僕はピザを食べながら、常備してあるルービーを飲みました。
けっこう豪華で美味しい夕飯となりました。

明日の事を鑑み、少しでも腰を直そうと僕は尻を出っ張らしながら、姿見の前でパラパラを踊り続けました。


【了】

https://note.com/kind_willet742/n/n279caad02bb7?sub_rt=share_pw


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