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ここ最近で良かったアニメ


当たり障りのないつまらん感想を書いていたので加筆

サイバーパンクエッジランナーズ

キルラキル、パンスト、グレンラガン等で有名なアニメスタジオ「トリガー」さんと、ウィッチャーシリーズ及び、本アニメと同じ世界で遊ぶ事ができるサイバーパンク2077で有名なゲーム開発スタジオ「CD Projekt RED」協力の元作られたアニメである

結論から言うと、10話完結で見やすいし、めちゃくちゃ面白いのでぜひ見てほしい
何ならアニメ見て、ゲームやって、もう一回アニメ見てほしい

どんな話?


このアニメだが、まず先にゲームが発表され、その後結構時間がたってからアニメが出たという経緯がある
※アニメとゲームは同じ街を舞台としており、時間軸としてはアニメはゲーム開始より過去の話
※ちなみにこのアニメが出てから、ゲームプレイ者数が7倍に増えたらしい。実際自分もこれを見てからゲームをプレイした。企画者凄すぎる

この経緯からゲーム既プレイを想定しているのか、初めて見た人は世界観や専門用語がわかりづらく、そこで離脱してしまう人もいるかもしれないので、世界観や用語と共にあらすじを簡単に説明する

  • あらすじ
    情報や技術力によって国よりも企業が力を持っている未来で、技術の進歩により目や臓器、手足等を機械に置き換える人体改造(リパードクという専門医が施術する)が一般化しているという世界観
    そんな時代に、貧富の格差、ギャングによる犯罪や汚職などの不正がはびこるナイトシティ(ニューヨークがモデル?)という街で、珍しく心優しい少年である主人公デイビッドサイバーパンク(別名エッジランナー、傭兵/何でも屋みたいな物)として生きていく

何が良いの?


  • まずキャラが良い

個性凄くない?
私は主人公デイビッドと、ヒロインである良い匂いの消しゴムみたいな髪色をしたルーシー、右上の緑色の髪のレベッカが好き
ルーシーは強気なのに付き合うと甘えてくるような、そんなに強くないなと思うような女の子。
レベッカはオタクに優しいギャルで、めちゃくちゃいい女という感じ。
こうして書くとオタク鷲掴みみたいな属性だな。

  • シビアな世界観:企業が支配している為、金がすべてであり、司法制度や人権がうまく機能していない、一般人が成り上がるためには傭兵として命がけの仕事をしなければ成り上がる事はできない、人体改造によって色々と身体機能が上がるのだが、やりすぎるとサイバーサイコシス(サイコパス化して狂った状態)になってしまう等、落ち込むほど暗いアニメの好きな人にド刺さりの設定

  • 画も綺麗なだけじゃなく、独特の動きがあって良い︰呪術廻戦とか鬼滅の刃みたいな綺麗に作画されているアクションも良いんですが個人的にはパンストとかのデフォルメされたカートゥーンみたいなアニメーションが好き

  • ネタばれになるので言えませんが、どちゃくそ泣ける:主人公は割と序盤で不幸な目に合って、ボーッとしてたり、頻繁に貧乏ゆすりをしてたりするんですが、これって本当に鬱とか極限のストレス状態の人がやるんですよね※私も仕事で鬱になってたときこんな感じでした。でもそんな自暴自棄の主人公も仲間やヒロインと出会って元気になり、自分も仲間達のために力を尽くしたいと思うようになっていく…のだがナイトシティはそんなに甘いところじゃないという…。初めて見たとき落ち込みすぎて土曜なのに早々に寝ました※デビルマンクライベイビー以来

  • ゲームに出てくる場所や一部キャラアニメの中に出てくるので、ゲームをやっている人は、あ!あの場所だ!となる
    ※逆にアニメ見てからゲームやると、この場所でデイビッド達が酒飲んでたな~とかデイビッド達の存在を感じられて良い

とにかく気になったチューマ(英語で言うdudeのサイバーパンク版、友よとか兄弟みたいなニュアンス)は見てくれよな!

メイドインアビス

原作者であるつくしあきひと(つくし卿)さん、アニメスタジオ「キネマシトラス」さんによってつくられた漫画原作のアニメ

つくし卿(左)と、小島監督(右)
※その服何?

語彙力が無いが、これもめちゃくちゃ良いし、13話で1シーズン終わるので見やすい
※シーズン1⇒映画⇒シーズン2まで出ている

どんな話?


  • あらすじ:あらゆる場所が発見されつくした時代、唯一未開の地として残っているとんでもなく巨大な縦穴アビス
    人々はアビスから見つかる奇妙な生態系や、未知の技術を求めて、穴の周りにオースという街を作り、探窟家と呼ばれる専門家達がアビスの探索を行っている
    主人公リコは探窟家にあこがれる少女で、偶然出会ったロボットのレグアビスの最深部を目指していく

何が良いの?


  • 基本的にメインキャラクターはみんな幼く、絵柄もかなり可愛い
    のに色々とエグイ…そのギャップ:半端じゃないレベルの怪我、人体実験により死ぬことができない、道具扱いされる等…グロいのが苦手な人はあまりオススメしない。ただエグいのがいいよ!と言っているのではなく、そのエグさを子供が乗り越えていくという部分に感動する。映画ITで子供達がペニーワイズに挑むところが好きなのだが、それに近い感覚。

  • 映像と音楽が異常に良い:この音楽がきれいな映像や、アビスという環境の荘厳さ過酷さなどの世界観を支えまくっている。正直この音楽なしにここまで売れることは無かったのではないかと思う。
    ↑予告編にもあるが、最初の方にレグにオースの街を紹介するシーンがあり、その朝日がオースの街を照らしていくシーンだけでもう感動した。
    Kevin Penkinさんというコンポーザーの方が基本的にすべてのBGMを作っているのだが、全部よくない?というくらい良い
    オーケストラによるコンサートとかあったら行きたい

  • アビスという不思議な世界に子供達が挑むという冒険感と、自然はそんなに甘くないよというシビアな環境や原生生物達のリアルさ:上のギャップと被るが、この冒険感と自然の描写がめちゃくちゃ良い。深くなるほど、環境は厳しくなり、狂暴な生物が増えていく。またアビスから戻るとき(上る時)に受けるアビスの呪いという身体的な負荷によって、深く潜る程戻りづらくなる等。昔からNHKのアマゾン最後の秘境スペシャルや、クレイジージャーニーみたいな自然や人が作った文化を深ぼっていくみたいな番組が好きなのだが、そういうのにワクワクする人はハマると思う。

  • ネタばれになるので言えませんが、これもどちゃくそ泣ける:これの一期だけは、絶対嗚咽してしまう。もう知ってるからなとか思って見ても絶対グゥってなる※シュタゲゼロのまゆしぃと公園で話すとこも絶対泣く。過酷な環境や状況と、それを幼いながら乗り越えていく主人公たちの生き様に涙必至なので、最近泣けてないなって人は見てください。

こちらも素晴らしいアニメなので、気になった赤笛(初心者の探窟家)はぜひ見てください

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