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【反り腰姿勢専用】美尻のポイント

効率よく美尻になるためには姿勢を理解することです

突然ですが、お尻が気になっている方って多いですよね?

ダイエットをしている方の場合、「美尻」を目指す方は多く、インターネットで調べても、「美尻 エクササイズ」「美尻 ストレッチ」などで検索すれば沢山の情報が見つかります。

それだけお尻を綺麗にすることが重要だとみなさんが考えていることの現れかと思います。

そんな美尻のポイントですが、実は姿勢によっても大きく異なることはご存知でしょうか?

例えば、美尻エクササイズで代表的な「ヒップアップ」でも、姿勢が反り腰なのか、猫背なのかによって、意識するポイントが異なります。

今回は主に、反り腰姿勢を中心に美尻になるポイントを姿勢の観点から解説していきたいと思います。

「反り腰だけど美尻になりたい」という方は、是非最後までご覧ください。

反り腰姿勢の特徴とお尻痩せのポイント

ここでいう「反り腰姿勢」とは、骨盤が前に傾いていて、背骨(特に腰)が反っている姿勢全般を指します。

より細かな分類もあると思いますが、ここではあえて広い範囲で解説していきたいと思います。

反り腰の特徴は、骨盤が前に傾く(=前傾している)ことで、お尻の筋肉が伸ばされている状態になっていることです。

見た目としては、猫背などの姿勢と比べてお尻が上がった状態になっているため、一見すると良い状態にも見えます。

しかしお尻の筋肉が過剰に伸ばされている可能性もあり、その場合はお尻の筋肉が働きにくく、長期的にみるとお尻の筋肉が弱っていき、お尻が下がってしまう可能性があります。

反り腰姿勢の人がお尻の力が入りにくい例として、ハイヒールを履いている人が歩くとき、お尻が左右に大きく触れながら歩いていることをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

ハイヒールを履くことで、骨盤は前傾しやすくなるため、反り腰姿勢になりやすい状態になっています。
その状態で歩くことで、お尻の力が十分に発揮されず、脚が不安定になるためお尻が大きく揺れてしまうのです。

そのため、反り腰姿勢の人は日常的にお尻を使う機会が減っているため、意識的にお尻を鍛えることをしておくことが重要となります。

次で具体的なエクササイズでのポイントを解説しながら、反り腰姿勢の人が美尻になるためのポイントを解説していきたいと思います。

反り腰姿勢が美尻になるためのエクササイズのポイント

お尻だけではなく、脚に関する悩みを解決する万能のエクササイズがスクワットだと思っています。

スクワットは脚の運動を満遍なく行い、さらに骨盤や体幹の傾きも含めてバランスよく動かす必要があるため、スクワット一つでかなりの筋肉を同時に鍛えられるだけでなく、筋肉の使い方を鍛えるためにも重要であるといえます。

そんなスクワットですが、反り腰姿勢の人は注意が必要です。

反り腰姿勢の人がスクワットをする際に、まず注意しなければならないのが、「太ももの筋肉を過剰に使用すること」です。

スクワットというと、「膝の曲げ伸ばし運動」とイメージしてしまう方が多く、そのため動かす意識も必然的に膝に集中してしまうことが少なくありません。

膝を動かそうとしてしまうと、太ももの前にある「大腿四頭筋」と呼ばれる筋肉が過剰に働いてしまいます。

この筋肉は、膝を伸ばすのと同時に骨盤を前に傾ける働きも持っています(正しくは大腿四頭筋の中でも大腿直筋と呼ばれる筋肉です)。

そのため、スクワットの際に膝に意識が向きすぎることで、より反り腰姿勢を強調してしまうことになり、お尻の筋肉はより働きにくくなってしまいます。

この問題を解決するためには、膝ではなく脚のつけ根を動かしていく意識を集中する必要があります。

具体的なやり方ですが、脚を伸ばすときの足の裏が重要になります。

反り腰姿勢の方は、スクワットで脚を伸ばす際につま先に力が入りすぎているため、反対に脚を伸ばすときに踵で地面を押す・踏むなどのイメージで脚を伸ばすことが重要となります。

踵で地面を踏むことによって、大腿四頭筋の過剰使用が抑制され、お尻の筋肉の働きが促されます。

お尻の筋肉が意識されることで、骨盤の前への傾きも軽減し繰り返しスクワットを行うことで、骨盤の傾きの修正にも効果があると考えます。

つまり、反り腰姿勢の人が、スクワットの際にお尻を意識できれば、美尻になるだけでなく、良い姿勢になるための身体作りも同時に行えるということになります。

身体は様々な部分が連動して動いているため、効率よく身体を使うことができれば、そのエクササイズの効果は広い範囲に影響を与えると考えます。

スクワットは特殊な機材を必要としないため、比較的取り組みやすいエクササイズであると思います。

まずは試しに「踵で押す」を意識してみてください。

自分の姿勢を理解することで効率的に美尻になることができます

今回は、反り腰姿勢の方が美尻になるためのポイントとして、反り腰姿勢の特徴とエクササイズでのポイントを解説しました。

もちろんこの他にも、お尻を意識したエクササイズは数多くあります。

より詳しいエクササイズの内容や、個人の特徴を踏まえたエクササイズの指導は専門家に相談してください。

それでも今回お伝えした内容は、姿勢の基本的な部分となっているため、様々なエクササイズや動き方に応用が効くものと思っています。

わからないことや個別の質問に関しては、公式LINEやコメントなどからよろしくお願いします。

ぜひ参考にしてみてください。

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