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猫背ダイエッターはスクワットより〇〇ストレッチが脚痩せに効果的な理由

猫背ダイエッターが脚痩せするならスクワットは注意です

世のダイエッター(ダイエットしている人)の悩みの中でも、「脚」に関する悩みは非常に多くみられます。

脚痩せ効果があるエクササイズで有名なものは「スクワット」ですね。

スクワットに関しては、筋トレのBIG3と呼ばれているほど代表的なエクササイズになります。

そのため、「脚やせするならとりあえずスクワット」とイメージしてしまう人も少なくありません。

しかし、スクワットをするだけで脚やせができる訳ではありません。
特に猫背の人、いわゆる猫背ダイエッターの場合、スクワットをすることで逆に足が太くなってしまう可能性もあります。

姿勢のことを考慮しておくと、もっと効率の良い方法が出てくる場合もあります。

今回はそんな猫背ダイエッターが効率よく脚痩せをするために必要な姿勢に関する知識と、スクワットよりも効率的なエクササイズを紹介していきます。

「私猫背だ、、、」という方は参考になるかと思いますので、ぜひ一度ご覧ください。

猫背ダイエッターの足が太くなっている要因について

まずなぜ猫背ダイエッターの足は太くなってしまうのでしょうか。

足が太くなってしまう要因は、日頃の運動不足や食べすぎなど、一般的に共通している部分もありますが、今回は姿勢による影響を中心に解説していきます。

猫背姿勢とは、いわゆる背骨が丸くなっている状態を指すことが多いのですが、背骨は身体の中心であり、背骨が動くということは、その他の別の場所も連動して動いていることが多いです。

特に背骨と骨盤の動きには関連性が強く、背骨が丸くなると骨盤が後ろに傾きやすくなります。

この「後ろに傾く」ことを運動学では「骨盤の後傾」と呼びます。

逆に骨盤が後傾すると、背骨は丸くなりやすくなるというように、相互に関連していることが特徴です。

そのため、猫背ダイエッターの中でも背骨が丸くなったことによって骨盤が後傾している人もいれば、反対に骨盤が後傾していることによって背骨が丸くなっている人もいます。

人の身体は常に重力に対して、バランスを保つように動いています。
要するに「転けないようにしている」ということになります。

猫背姿勢の人は背骨が丸くなっているので、身体の重心が全体的に前に移動していることになります。
そのままの状態では、身体が前に倒れてしまうため、重心を後ろに戻すために他の関節を動かさなければなりません。

1つは先ほど出てきた骨盤の後傾の動きです。もう1つ代表的な関節は膝が挙げられます。

具体的に言うと、膝が曲がることによって重心を後ろに戻そうとする反応が出やすくなります。

よくご高齢の方で背中が丸くなっている人は、膝も同じように曲がっていることがありますが、それは身体の重心の偏りを戻そうとする反応からも説明ができます。

つまり猫背ダイエッターは背骨が丸くなっていることによって、膝も同時に曲がりやすい状態になっていることになります。
曲がりやすい状態になっていると言うことは、曲がらないように筋肉が過剰に働いている状態であるとも言えます。

筋肉が過剰に働くことによって、筋肉が固まり周囲の循環不良を起こすことによって足が痩せにくい状態を作っています。
これが猫背ダイエッターがの足が痩せにくい理由の1つです。

ではなぜスクワットをすることが猫背ダイエッターでは注意が必要なのでしょうか。

それは先ほど説明したなかに答えがあります。

猫背の場合、背骨が丸くなることによって、膝も曲がりやすい状態になっていると説明しました。
そのため、スクワット(脚を全体的に曲げる動き)を行うと、膝の動きが過剰になりやすく、太ももの筋肉にさらに負担をかけることになります。

筋肉を鍛えると言う意味では、負担をかけることは正しいのですが、姿勢による影響で常時負荷がかかっているところにさらに負荷をかけてしまうことで、循環がさらに悪くなり、筋肉も硬くなります。
効率よく痩せるためには、循環が改善することが重要だと考えると、循環が悪い状態でさらに負荷をかけることは、あまり効率が良いとは言えません。
場合によっては膝に過剰な負担がかかり痛めてしまう可能性もあります。

スクワット自体は、エクササイズとして優秀なのですが、スクワットをする姿勢が偏っていると効果が出にくいと言うことです。

猫背ダイエッターは脚痩せするなら〇〇ストレッチ!

では猫背ダイエッターが脚痩せをするためには、まず何から始めるべきなのでしょうか。

それは猫背姿勢を解消していくことです。

もっと具体的に言えば、骨盤の後傾を修正していくことが重要になります。

背骨の動きも重要ですが、骨盤の方がより足の動きに関連しているため、今回は骨盤の傾きを軽減させるための方法を解説していきます。

骨盤の後傾を解消するために必要なことは、お尻の筋肉をストレッチすることです。

お尻の筋肉はいくつかありますが、ほとんどが骨盤を後傾させる作用があります。
筋肉は縮むことによって働くため、骨盤の後傾が強い人、つまり猫背の人はお尻の筋肉が固まっていることが多いです。

そのため、猫背ダイエッターは脚だけでなく、お尻も下がってしまいやすいのですが、今回の話とは関係ないのでこの話は別の機会に解説しようと思います。

話を戻すと、お尻の筋肉が固まっていると骨盤が後傾しやすくなるため、まずはお尻の筋肉を柔らかくして、その後スクワットなどのエクササイズを行うことが効率よく脚痩せするために必要なことだと思います。

筋肉をケアするときにポイントは、「縮んでいる筋肉はほぐす・伸ばす。伸ばされている筋肉は縮める」です。

ここではお尻の筋肉は縮んでいるので、ほぐす・伸ばすをしていただければと思います。

方法は今までやったことのあるお尻に関するストレッチをしていただければいいのですが、ここでも簡単なものを紹介します。

【ストレッチの方法】
・足を伸ばして床に座ります。

・伸ばしたい側の足を曲げて、反対の足の外側におきます。

・伸ばしたい側の膝を両手で抱え込むようにして引きつけていき、お尻の筋肉が伸ばされているか感じてみましょう。

一回につき30〜1分を目安にして、もっとやりたい場合は一度緩めてから再度行うようにしてください。

他にもたくさんのストレッチの方法などがありますが、具体的な方法や身体に合わせたやり方などは、専門家に相談することが望ましいです。

効率よく痩せるためには姿勢について学びましょう!

今回は、効率よく脚痩せするための方法を姿勢の解説から行いました。

今ではインターネットで調べれば、脚痩せするエクササイズはたくさん調べることができます。

ですが姿勢に合わせた注意点や方法を知らないと、効果が出ないことも多くみられます。

何事もまずは自分の姿勢や動きの癖を理解しておくと、効率よく痩せることができると思います。

今回の記事を参考していただけたらと思います。

ご質問やご意見お待ちしています。

反響が多かったものに関しては、個別にまた記事にしていこうとも思いますので、お気軽にご連絡ください!

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