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姿勢を正すならスクワットが最強な理由

良い姿勢になるためにはスクワットが最強です

みなさんは良い姿勢になりたいと思ったことはないですか?

恐らくは誰でも一度は、「良い姿勢になりたい」と思ったことがあるのではないでしょうか?

インターネットなどで調べても、「姿勢改善 ストレッチ」「姿勢改善 エクササイズ」など数多くの情報に触れることができます。

そんな姿勢改善に関連する内容で、私が個人的に考える最も効率よく良い姿勢になるために必要なエクササイズを今回は紹介したいと思います。

そのエクササイズとはズバリ、「スクワット」です。

スクワットは筋力トレーニングの中でもとても有名なもので、筋トレBIG3と呼ばれるほど多くの方が実践しています。

スクワットは足腰を鍛えるエクササイズという認識が強いと思いますが、実は良い姿勢になるために必要な要素が多く詰まっているのです。

今回の内容を知っていただくと、スクワットをするときに身体を痛めない方法や、今の姿勢からより良い姿勢になるために必要なスクワットのポイントがわかるようになります。

「あまり沢山のエクササイズはやりたくない」
「効率的に姿勢が良くなる方法が知りたい」
「〇〇だけ□□が好き」
という方は是非ご覧ください♪

スクワットで姿勢が変わる理由

はじめになぜスクワットで姿勢が変わっていくのでしょうか。

理由は様々ありますが、ここでは「骨盤の傾き」という観点から見ていきたいと思います。

そもそも良い姿勢とは、1つの正しい姿勢があるというわけではなく、そのときの状況や活動によって柔軟に変えていくことができる姿勢を指します。

姿勢を柔軟に変えていくためには、骨盤の傾きを状況に応じて傾けることが必要です。

骨盤には前後左右の傾きがありますが、特に前後の傾きが重要であると考えています。

骨盤が前後に傾くことによって、重心のバランスが取りやすくなり、膝や腰にかかる負担が分散されやすくなります。

スクワット動作によって、骨盤の前後の傾きを促すことができるため、良い姿勢になるために有効なエクササイズになると思います。

ではここでスクワット動作について少し説明します。
少し難しい表現を使うかもしれませんがお許しください。

スクワット動作とは、「脚全体を曲げ伸ばししながら、両足の中に自分の重心を保持するために、上半身をバランスよく動かす」ことです。

身体の上下運動に伴い、重心も上下に移動します。
この際に重心が足の上から大きく外れてしまうと、私たちは転倒してしまいます。

転倒を防ぐために、私たちは上半身の動きや脚の動きの量を調整することによって、倒れないようにして身体を動かしています。

このときバランスを保つための動きとして重要なのが、骨盤の動きです。
立っているときの骨盤の動きは、股関節(脚の付け根)と腰(腰椎)の動きと連動して動いているため、ここで言う骨盤の動きとは、股関節と腰椎の動きも含まれています。

つまりバランスよくスクワット動作を行うことは、骨盤周囲の関節を効率よく働かせるトレーニングになり、良い姿勢の条件である、「状況に応じて骨盤の傾きを変化させる能力」が身につきやすいと考えます。

さらにバランスよくスクワット動作を行うことは、姿勢の偏りによって意識するポイントは異なりますが、どんな姿勢の方でも有効だと思います。

最後に姿勢ごとの良いスクワットのポイント解説したいと思います。

良い姿勢になるためのスクワットのポイント

今回は大きく「反り腰タイプ」と「猫背タイプ」に分けてスクワット動作のポイントを押さえていきましょう。

反り腰タイプは骨盤が前に傾きやすいため、股関節や腰椎が過剰に動きすぎてしまうことが問題となりやすいです。
そのため、反り腰タイプのスクワットのポイントは、「背中を真っ直ぐに意識して反りすぎない」「脚を曲げる角度は少なくていいので、お尻を後ろに引きすぎない」ことを意識してみましょう。


猫背タイプは骨盤が後ろに傾きやすいため、骨盤が全体的に動きにくくなっていることが特徴です。
そのため別の関節(主には膝関節)が過剰に動いてしまう結果、膝を痛めてしまいやすいとも言えます。

猫背タイプのスクワットのポイントは、反り腰タイプとは反対に「お尻をしっかり引く」ことです。
もし難しい場合は、スクワットの前にお尻の筋肉をストレッチしてから行うようにするとやりやすくなる場合があります。

注意点はどちらのタイプにも言えますが、疲労するとスクワットの形が崩れて、普段の癖が出やすくなります。
先ほどのポイントを意識しながらできる回数で行うようにしましょう。

筋力のある方だと、重量を持って行う方もいるかと思いますが、良い姿勢になるためのスクワットはいわゆる「筋トレ」ではありません。

動きを覚えるエクササイズとして用いるため、自重(自分の体重のみ)で十分かと思います。
さらに良いフォームで筋力をアップしたい方は、スクワットの形が保持できる範囲で始めてみましょう。

まずは少ない回数から徐々に始めていきましょう

今回はスクワットが良い姿勢になるための最強エクササイズという考察を姿勢の観点から解説しました。

もちろん良い姿勢になるためのエクササイズは他にもたくさんあります。
よりあなたの身体に合った運動もきっとあると思います。

今回した内容から少しでも身体について興味を持っていただけると幸いです。

さらに詳しい姿勢の評価や改善方法を知りたい方は、お近くの専門家、もしくはこちらに相談ください。

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