木曜会レポート20170921

本日も以下の流れで木曜会を行いました。
実技→類経の輪読

本日の実技の課題は前々からの一連の流れをスムーズに行う事です。
その為、一連の動作が「雑」にならない事と、日頃からの鍼をうつ姿勢や押手の圧、触りかたなどを意識して実技に取り組みました。
私自信は日頃、予期せぬ事が起きると頭が真っ白になってしまい動作が固まってしまいます。
日頃の練習をする事により少しでも動作が固まる事態を避けるため、身体に一連の動作を日頃から訓練して身体に覚えこませればと思い今回の実技に取り組みました。

類経は脉色類の第八の最後の残りと第九を輪読しました。
第九は陰陽が動く事により気候も変わります。
春は丸みをおびる感じを「規」=「コンパス」のようだと例えています
その為、春は圓滑のような脉になります。
夏は溢れるような「方」がかどがたつような様子を、「矩」=三角定規のかどのようだと例えています
その為、夏は陽気が旺盛な為に洪大の溢れるような脉になります。
秋は浮毛の脈を「衡」のようだと表現してます。
「衡」は重さを計る「秤」の横の部分を表現しています。
冬は沈石の脈を「權」のようだと表現してます。
「權」は秤の錘と表現しています。

春の脈は魚が川の中で游いでいる波が、川の上で波打ってまるで浮いてるような脈と表現されます。

夏の脈は陽気が溢れるほど旺盛な為に萬物が餘りあるようだと表現されます。

秋の脈は蟄蟲、つまり蟲が土の中に入っていくようだと表現されます。

冬の脈は蟄蟲が密するように、蟲が土の中で居座るような形で固まったものだと表現されます。

日頃、季節の脈に関しては他の書物でも言葉で色々と説明されていますが、書物によっては言葉だけで、浮いてるような脈だとか溢れるような脈などが、言葉だけで書かれている事があります。
その為、言葉だけではイメージができない事がありました。
今回の内容は日頃、身近にあるコンパスや魚が川の中で泳いでいる余波が川の上で波打ってる様子など、イメージがしやすい例えで表現されています
私は今までの季節の脈は言葉だけで覚えていて今一つ理解しにく所もありましたが、今回のようにイメージしやすい言葉で書かれていると少し理解がしやすく良かったです。

https://youtu.be/NNUMfiBjpJw


毎週木曜日は以下の勉強会を行っています。
20:00〜22:00実技練習
22:00〜23:00類経輪読
23:00〜23:30方術説話輪読USTREAMにて輪読会Live配信しております。
USTREAM http://www.ustream.tv/channel/chovix
にしずか Labo http://www.nzlabo.com
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以上で今回のレポートを終了します。

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