木曜会レポート20171005

本日も以下の流れで木曜会を行いました。
実技→類経

今回の実技は施術を行う際の「姿勢」、「立ち位置」、「鍼の打ち方」を意識して実技に取り組みました。
この日の私の体調は急な寒暖差の為に少し腰痛がでていました。
その為、普段通りに実技をしようとしたら腰に痛みがあり、余計な力が入ってる気がしてしんどく感じました。
余計な力も抜けて楽な姿勢で施術ができないものかと思い、ベッドの高さを調整して普段よりより低めにしてみたり、立つ場所を変えてみたり、お腹に力をいれるように意識して実技に取り組みました。
少し立ち位置を変更したり力の入れ方を変えるだけでもしんどかった施術が少し楽になった気はします
ただ、普段もですが余計な所にまだまだ力は入ってる気はしますので、これからの実技練習でそれらを少しずつでも改善していきたいと思います。

類経は脉色類の第十の前回からの続きと第十一を輪読しました。
今回の類経は「脾」についてです
「脾」は土に属し全ての万物の本です
「脾」は気血津液を作り他の肝・心・肺・腎に灌がれます。
他の蔵はそれぞれ四季で表現できますが、脾だけはそれに当てはまりません
その為、「脾」は「弧蔵」と言われます。
経脈を流れている気[胃の気+蔵の真気]では、はっきりとした調子の善し悪しがわからない為に、判断するのは他の四蔵により考えます。
脾虚の際は充分な栄養が作る事ができません
そうなると末端まで充分な栄養がいかず膝から下が重怠くなります
また、怠くて力がはいりづらかったり、食後に眠たくなったりします
全体な巡りが悪くなると他の蔵にも影響がでてきます
例えば「腎」なら小便や大便がでてこないとなります
その為、小便や大便が出にくいからと単純に「腎」が原因と考えず、「脾」が原因な場合もありえます
よく、水を沢山飲んでくださいとお医者さんから言われて飲む患者さんがいますが、もし「脾」が弱っている場合はかえって逆効果になる事もあります。
日頃、「脾」は全部の気血津液が絡んでくるため、とても理解が難しく思います
古典でも内容は難しいのですが、経絡治療の教科書に記載されている内容やこれまで聞いたことがある箇所が被っている所もあり、復習も兼ねて今回の古典の内容を聞いてました。今回の内容を通じて理解が難しい「脾」を少しだけですがわかる事ができ良い勉強になりました。

https://youtu.be/ceZS9IEOZx0

以上で本日のレポートを終了します。


毎週木曜日は以下の勉強会を行っています。
20:00〜22:00実技練習
22:00〜23:00類経輪読
23:00〜23:30方術説話輪読
USTREAMにて輪読会Live配信しております。
USTREAM http://www.ustream.tv/channel/chovix
にしずか Labo http://www.nzlabo.com
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