木曜会レポート20170720

本日も以下の流れで木曜会を行いました。
実技→類経輪読。

実技は目的を持って取り組みます。
私は「姿勢」を意識して実技に取り組みました。
名人の先生達の全体的な鍼灸をする姿をみますと、どの先生達も姿勢が綺麗で鍼もよく効いてます。
以前、私は脈をみる際や補法で「大陵」をする時に握りかたが強くて痛いとと指摘された事があります
これはまず、姿勢が悪かった事→そのため他の所に無駄に力が入ってこのような事になったと思います。

普段の、補法の際も、周りからみたら私の鍼は肩に力がはいってるみたいです。
そのため、今回は「姿勢」を意識しながら脈をみる際に痛くないか?や受けてて不快感がないか?かの確認をとりながら実技に取り組みました
「姿勢」は元々のクセがあるためすぐにはなおりませんが、少しずつ実技練習や日頃の生活で「意識」するようにして改善していきたいと感じた実技でした。

類経は脉色類の第五を輪読しました。
第五では何事も必ず始まりがあり終わりがあると言われます
自然界も同じで例えば、太陽が登って沈めば月がでてきて、月が沈めばまた太陽がでてくる事や、春がくれば終わる頃に夏がきて、夏が終わる頃に秋がきて、秋が終わる頃に冬がきて、冬が終わる頃にまた春がくる事との、始まりと終りの法則が人の営みにもあてはまります。
これらの自然界や陰陽の法則を「至数」といいます。

至数は一で始まり九で終ります。

「黄鐘」
・日本ではオウシキと読みます
・中国ではコウショウと読みます
・これは元々、音楽の音階を表す言葉です
・中国では12段階ある音階のうちの最初の「基準の音」を指します
・各時代では「長さ」や「重さ」がそれぞれ違います
その為、それらの「計り」を基準にしたものを「度量衡」といいます
・中国では「度量衡」として「コウショウ」を用いたと言われます

今回の脉色類は、縦、斜め、横とどこから足しても15になりますという内容や脉診の最初の基礎となる三部九候の内容、そして始まりと終りの内容などがありました
特に、「黄鐘」の内容は1つの言葉から色々な内容があり、どれも私の知らない事ばかりでした。
一人で脉色類を読んでいるときはここまで深く理解できませんでした。
しかし、今回の勉強会では色々な言葉の意味を理解して沢山の事を学べました。
今回も多くの事を学べた面白い勉強会でした。


https://youtu.be/503UAdrPxz0

毎週木曜日は以下の勉強会を行っています。
20:00〜22:00実技練習
22:00〜23:00類経輪読
23:00〜23:30方術説話輪読
USTREAMにて輪読会Live配信しております。
USTREAM http://www.ustream.tv/channel/chovix
にしずか Labo http://www.nzlabo.com
資料・講義情報をご希望の方はメーリングリストにご登録ください。
http://keiraku-toku.wix.com/home#!blank/j38if

以上で本日のレポートを終了します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?