重賞ローテ考察　根岸ステークス

今回のテーマはこちら
『当日4番人気以下で3着以内に好走した馬の共通点から探る、根岸Ｓで買うべき馬』

根岸Ｓで高配当を得る為には欠かせない、当日4番人気以下馬の取捨選択。
近10年での当日4番人気以下かつ3着以内馬の共通点を見ると、主に以下３パターンのローテ経験に分ける事が出来ます。

【考察条件】※近10年が対象

①前年の武蔵野Ｓで、上がり3F2位以内の4着以内または着差0.4以内あり

②近5走以内に、ダート1400の中央ＯＰ以上で、上がり3F2位以内の2着以内または着差0.0以内あり

③近5走以内に、武蔵野Ｓを除くダート1600以上のG3以上で、上がり3F3位以内の3着以内あり

2023年
バトルクライ(4番人気3着)→②
2022年
テイエムサウスダン(6番人気1着)→該当項目無し
ヘリオス(4番人気2着)→②
2021年
ワンダーリーデル(10番人気2着)→①
2020年
スマートアヴァロン(9人3着)→②
2019年
クインズサターン(5番人気3着)→①
2018年
ノンコノユメ(6番人気1着)→①
2017年
エイシンバッケン(4番人気3着)→②
2016年
タールタン(6番人気2着)→該当項目無し
グレープブランデー(10番人気3着)→③
2015年
アドマイヤロイヤル(15番人気3着)→③
2014年
ゴールスキー(4番人気1着)→①②
ノーザンリバー(8番人気2着)→該当項目無し
シルクフォーチュン(5番人気3着)→該当項目無し

上記３パターンのいずれにも該当しない馬の4頭中3頭は2016年以前という事で、近年のトレンドとしてはポイントを押さていると考えます。

今年の該当馬は以下の通り。

【2024年の各条件該当馬】
タガノビューティー　①②③
アルファマム　　　　②
サンライズフレイム　②
ベルダーイメル　　　②
パライバトルマリン　③

タガノビューティーは昨年の根岸Ｓで4着。
先着された3頭(レモンポップ、ギルデッドミラー、バトルクライ)は今年不在、先着した5着馬(エアアルマス)は着差0.6離しており、十分評価出来る4着。
今年は上がり馬に強い馬がいるが、メンバー的には昨年よりチャンス大。またローテは昨年のチャンピオンズC経由から今年の武蔵野Ｓ経由となり、根岸Ｓにはより適したローテ。

負けるなら、上がり馬から下段の勝ち馬傾向にも該当したサンライズフレイムが強敵。

当日4番人気以下からの好走という点では、アルファマム、ベルダーイメル、パライバトルマリンに期待したい。

【ローテ考察テーマ推奨馬】

タガノビューティー
サンライズフレイム
アルファマム
ベルダーイメル
パライバトルマリン

〜その他傾向〜
【勝ち馬傾向】

※2014〜2023年の近10年が対象

①前走クラス
・Ｇ３以上
→近10年の勝ち馬全てに該当
②前走人気
・Ｇ２以下　2番人気以内
・Ｇ１　不問
→近10年の勝ち馬全てに該当
③前走着順着差
・Ｇ２以下　3着以内または着差0.3以内
・Ｇ１　着差0.6以内
→2020年モズアスコット以外に該当
④近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当
１）ダート1200〜1400のOP以上で、上がり3F1位の1着あり
２）前年の武蔵野Sで、上がり3F2位以内または着差0.3以内
→近10年の勝ち馬全てに該当

【2024年の①〜④全て該当馬】
なし

①③④該当馬
タガノビューティー

②③④該当馬
サンライズフレイム

【根岸Ｓ予想印・買い目・見解】

◎12.タガノビューティー
○10.サンライズフレイム
▲2.ヘリオス
☆5.ベルダーイメル
△3.7.11.14

【参考買い目】
馬連
12-2.5.10(3点)
3連複フォーメーション
12-2.5.10-3.7.11.14(12点)
3連単1頭軸マルチ
12-2.5.10(18点)

【見解】
◎タガノビューティーは、ローテ考察の適性が非常に高い。
昨年の根岸Ｓは4着だが、先着された3頭(レモンポップ、ギルデッドミラー、バトルクライ)は今年不在、先着した5着馬(エアアルマス)は着差0.6離しており、十分評価出来る4着だった。
今年は上がり馬に強い馬がいるが、メンバー的には昨年よりチャンス大。またローテは昨年のチャンピオンズC経由から今年の武蔵野Ｓ経由となり、根岸Ｓにはより適したローテ。
脚質的にセットで買いたい差し馬が○サンライズフレイム。この2頭の馬券を本線に考えたい。
2頭の差しが届かないとすれば、内前が残った場合。
▲ヘリオスの前走は不得手な1600戦(0-1-1-3)、かつ本来は逃げ先行脚質の馬が中段からの競馬でノーカウント。今回は武豊騎手に戻し、2番枠からアイオライトの番手競馬を見込む。東京1400はベストの舞台、すんなり先行なら渋い。

【シルクロードＳ予想印・買い目・見解】

◎4.ルガル
○13.アグリ
▲12.メイショウソラフネ
△8.11.16.18

【参考買い目】
馬連
4-12
3連複
4-8.11.12.13.16.18-8.11.12.13.16.18
3連単
13→4→8.11.12.16.18

【見解】
難解なハンデ戦、◎ルガルを軸に勝負します。
芝は京都と新潟の平坦コースを一貫して使われており、コース適正はメンバー中随一。
脚質は中段〜後方から速い上がりで差すタイプでは無く先行して抜け出すタイプで、勝ち味の遅さを出しがちだが逆に大崩れもしない。
今回は57.5キロも初となる分、3着見据えて3連複の軸が本線の考え方。

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