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重賞ローテ考察No217 フェブラリーS

重賞ローテ考察 フェブラリーS


今回のテーマはこちら

『実力上位馬の海外遠征による、今年と今後のフェブラリーSで押さえるべきこと』


表題のテーマから、今回の考察視点を以下になります。

【考察メニュー】
①『勝ち馬傾向の該当状況から考える今後の注目ローテ』
②『芝重賞実績馬の取捨選択基準』
③『予想印・買い目・見解』※日曜日朝更新予定

飛ばしたい方は、それぞれ目次から飛んでいただければ幸いです。

① 『近年の勝ち馬傾向の該当状況から考える今後の注目ローテ』

【勝ち馬傾向】
※2014〜2023年の近10年が対象

①年齢
・4〜6歳
→近10年の勝ち馬全てに該当
②前走レース
・チャンピオンズC/根岸S/東海S
→2014年コパノリッキー以外の9頭に該当
③前走人気
・6番人気以内
→近10年の勝ち馬全てに該当
④前走着順着差
・チャンピオンズC:不問
・根岸S/東海S:3着以内かつ着差0.2以内
→2014年コパノリッキー以外の9頭に該当
⑤近走実績
・近5走以内に、ダート重賞で1着または、ダートG1で3着以内あり
→近10年の勝ち馬全てに該当

【2024年の①〜⑤全て該当馬】
なし

ダート一線級の不在と今年の混戦模様を表すかの様に、鉄板の全5項目該当馬は不在。(昨年は該当1頭で1着、一昨年は該当2頭でワンツー決着でした)
そこで更に1つ基準を下げ、4項目該当馬をA〜Eのグループに分けたものの、連対ベースでは数・率共に有効と思われるグループは無し。

・グループA(①のみ非該当)
近10年着度数:0-1-0-4
勝率0.0% 複勝率20.0%
→2024年該当馬
なし
・グループB(②のみ非該当)
近10年着度数:0-2-0-9
勝率0.0% 複勝率18.2%
→2024年該当馬
イグナイター、ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデ、ドンフランキー
・グループC(③のみ非該当)
近10年着度数:0-1-1-4
勝率0.0% 複勝率33.3%
→2024年該当馬
なし
・グループD(④のみ非該当)
近10年着度数:0-1-0-10
勝率0.0% 複勝率9.1%
→2024年該当馬
なし
・グループE(⑤のみ非該当)
近10年着度数:0-0-2-2
勝率0.0% 複勝率50.0%
→2024年該当馬
オメガギネス

では今年はどう攻略するか、連対馬2頭のグループB該当馬から、『前年のチャンピオンズC経験馬』のウィルソンテソーロとドゥラエレーデに注目します。

そもそも、フェブラリーSはチャンピオンズCからの直行組が近10年で3-3-2-9と最も相性が良いローテ。
直行ではないものの、ウィルソンテソーロとドゥラエレーデは2走前にチャンピオンズCを経由。『前年のチャンピオンズCと東京大賞典を連続で3着以内に好走した後フェブラリーSに参戦』したのは、近10年で2頭のみという極めて珍しいパターン※2頭共チャンピオンズCがジャパンCダート時代の2014年

フェブラリーSへの前走ローテやメンバー質が変わりつつある中、この稀なパターンのローテが今後の1つの流れとなるのか、注目します。

また、昨年のチャンピオンズC組では、ウィルソンテソーロとドゥラエレーデ以外にも、8着ノットゥルノ、9着アーテルアストレアがトップハンデを背負って次走重賞制覇。
メンバーが落ちるレースではきっちりと巻き返しており、ウィルソンテソーロとドゥラエレーデも今年のフェブラリーSのメンバーなら地力上位を示して欲しいところ。

【考察視点①推奨馬】

ウィルソンテソーロ
ドゥラエレーデ

② 『芝重賞実績馬の取捨選択基準』

基本的に、初ダートでG1は様子見としてきましたが、ダートの出走メンバーレベルが下がる中で、いよいよ無視出来ない状況になっています。
取捨選択条件は『芝1600G1実績』と『坂路追い切り』になります。

近年で、芝重賞勝ち馬のフェブラリーS3着以内好走馬は、モズアスコット、ソダシ、エアスピネル等がいますが、共通点は『芝1600G1で2着以内に好走した実績馬』であること。
そして、『最終追い切りが栗東坂路で加速ラップまたはラスト2Fがいずれも12.4以下』であることでした。

今年の出走予定馬の中で、最も近い実績を持つのかガイアフォース。
マイルG1の連対はありませんが、4走前の安田記念が着差0.2の4着なら実績としては十分。
また、最終追い切りも馬なりで坂路好時計。
栗東坂路52.9-37.6-23.6-11.7
(ラップ15.3→14.0→11.9→11.7)

初ダートは嫌われる材料も、裏を返せば妙味は非常に高くなりそうな馬。

【考察視点②推奨馬】

ガイアフォース

【フェブラリーS予想印・買い目・見解】

◎14.ウィルソンテソーロ
○16.アルファマム
▲4.ドゥラエレーデ
☆5.オメガギネス
△7.11.13

【参考買い目】
馬連
14-4.16
16-4.5.7.11.13.14
馬単
14→4.5.7.11.13.16
3連複
14-16-4.5.7.11.13
16-4.5.14-4.5.14

【見解】
◎ウィルソンテソーロ
年明けから推奨してきた『チャンピオンズCの差し競馬組』。
2走前のチャンピオンズカップは、差し馬の負荷が高かったレースと見ており、『4角10番手以下かつ上がり3F3位以内』だった馬の巻き返しが多発。
【2023年チャンピオンズCの4角10番手以下かつ上がり3F3位以内馬】
2着ウィルソンテソーロ
→次走東京大賞典2着🥈
→2走目今回
5着メイショウハリオ
→次走未出走
8着ノットゥルノ
→次走東京大賞典4着
→2走目佐賀記念1着🥇
9着アーテルアストレア
→次走クイーン賞1着🥇

前走は馬場・展開を考えた鞍上の好判断で、恵まれた所もあるので、あくまでチャンピオンズCを評価したい。
東京ダート1600は久しぶりではあるが2勝しているコース、枠も外の偶数と条件は整っており、ここはG1制覇のチャンス。

○アルファマム
ローテ予想派として無視出来ないのが根岸S。
上位着順馬がフェブラリーS出ず、例年の好走傾向にはマッチしないものの、そこは一線級の海外遠征を背景としたフェブラリーSのメンバー落ち(例年比較で)で足りるとみる。
というのも、今年の根岸Sはスローペースの前残り戦。
1.2.3.4.5着馬が4角6番手以内だった中、アルファマムは4角13番手から上がり3F1位の競馬は展開不利。力は出し切れていない。
また、土曜日の東京ダート1300〜1600戦では、東京2レースを除き、以下調教馬が多数好走。
『最終追い切り坂路+テンの1F54.9以下+ラスト1F12.9以下+加速ラップ+併せ馬ありの場合は併入以上』
該当馬着度数:3-1-3-5 複勝率58.3%
東京1
カルネヴァーレ  🥇53.9-12.4
ルージュベルベット🥉53.8-12.8
イラーナ     🙅‍♂️54.4-12.1
東京2
グラスブランシュ 🙅‍♂️54.4-12.8
リンゴ      🙅‍♂️53.2-12.1
東京3
ソレルビュレット 🥇53.4-12.4
東京4
マフィン     🥈54.3-12.6
インゼエボニータ 🥉54.8-12.4
東京12推奨
ピックアップライン🥇54.9-12.4
ケンキョ     🥉54.4-12.8
シルバーニース  🙅‍♂️54.7-12.8
ホワイトクロウ  🙅‍♂️53.0-12.5

フェブラリーS
アルファマム   🔥53.0-12.2

フェブラリーSで該当なのは、カラテ、ガイアフォース、アルファマムの3頭。
この中で、ダート戦実績と人気を加味してアルファマムを対抗に抜擢する。


【2月18日(日) 東京推奨馬一覧】

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東京1R
タマエスポワール
東京2R
⭐️勝負レース⭐️
東京3R
アイリュール
東京4R
トゥルーサクセサー
東京5R
ポッドテオ
東京6R
ライツオブキングス
東京7R
キングサーガ
東京8R
ポリーフォリア
東京9R ヒヤシンスS
⭐️勝負レース⭐️
東京10R
マイネルモーント
東京11R フェブラリーS
ウィルソンテソーロ
アルファマム
東京12R
追記検討中

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