元ヤングケアラー の子ども時代①

私がいつからヤングケアラー だったか、
思い出してみたら、
小学一年生の夏休み明けくらいから
だったと思います。

その時は何の病気か分からなかったけれど、
夏休み明けから、
手術をして入院すると、
たぶん母親本人から告げられました。

病気というものが、漠然と怖く、
母親が辛いだろうと思うのと同時に、
離れて暮らすことがとても怖くて、
とても寂しく、悲しくなり、
妹や弟が無邪気な中、
私一人で泣いていたと思います。

それまでも4人兄妹弟の長女として、
妹、弟のお世話や、
家のお手伝いは当たり前のようにしていました。

でも、それは子どもが出来る範囲のことで、
母がやっていてくれていたことは、
とても偉大でした。

お風呂に入れるのも私がやり、
妹の髪の毛を洗うのも
私のモモに頭を乗せて洗ってあげたり、
当時オマルでする
弟のうんちの形状を健康観察して父に報告し、
食器洗いや、ゴミ捨てなど、
頑張っていました。

今から35年くらい前、
がんの告知を本人にはせず、
もちろん子どもたちにもしてない時代。

私はひたすら母が治ることを信じて、
母親のいない生活を頑張って送っていました。

大人であったら、友人、知人に、
相談したりしたでしょう。

まだ小学生の子どもは、
誰にも話せず、
日々の生活で精一杯でした。

※これから、昔のことを思い出し、
記録していきたいのですが、
自分でもまだ整理しきれてなく、
文章が途切れ途切れになったり、
ここで終わり?となったり、
すると思います。

少しずつでも思い出しながら、
私の小さな経験が何かの役に立てるように、
ゆっくりでも一歩ずつ進んでいきます。

どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m💗

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