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現在40歳代の看護師。 私が小学2年の時に実母が他界し、4人兄妹弟の長女で、元ヤングケ…

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現在40歳代の看護師。 私が小学2年の時に実母が他界し、4人兄妹弟の長女で、元ヤングケアラー ・元若者ケアラー です。 挫けそうになることも沢山あるけれど、時には休み、自分を労りながら、愉しみながら、生きていきましょう。

最近の記事

2021年のお盆

今年初noteです。 ご無沙汰しております。 昨年、お盆のことをnoteに書きました。 2021年は、お墓参りはしていません。 東京の自宅で、向日葵などの花を買い、玄関とキッチンに飾って、ご先祖さま方を想い、静かに過ごしました。 コロナ禍の中、知らず知らずのうちに心や体に負担はありますが、形だけでも、家族揃って落ち着いて、家で健康的に過ごすことが出来、感謝します。 私は、昨年末、それまでの仕事を辞め、コロナのことだけでなく、これからの人生の方向や、自分がどう生きて

    • 元ヤングケアラー の子ども時代②

      私の母は、たくさんの趣味があったようです。 フラワーアレンジメント、洋裁、料理、家族1人1人へのアルバム作りなど。 私は、幼い頃、お父さんが写真を撮ったものを母が現像し、お母さんが作ったアルバムを何回も見るのが好きでした。 その写真の一つ一つにお母さんのコメントが少し書いてありました。 一言一句、忘れないように、覚えたくて何回も見ていました。 その一つに、私が年長さんの時の遠足でお母さんと一緒の一枚に、『今4人の子どもたちの中で1番甘えん坊です。べったりです。』

      • 母親のお墓参りのお話。

        先日、久しぶりに、母親のお墓参りに一人で行ってきました。 子どもの頃から、何回行っていたのか、、 これから、何回行けるのか、、 前回までは、悲しく、辛い想いが大きかったですが、 今回は精神的にも、だいぶ大丈夫になりました。 私は、今までのお母さんとの絆と言ったら、 別れてからの悲しみと辛さでしかなく、 そしてそれにしがみついていました。 今でも別れが良かったとは思わないけれど、 そのことによって、沢山のことを教えてもらいました。 悲しみと辛さだけにしがみつき過ぎないよ

        • 元ヤングケアラー の子ども時代①

          私がいつからヤングケアラー だったか、 思い出してみたら、 小学一年生の夏休み明けくらいから だったと思います。 その時は何の病気か分からなかったけれど、 夏休み明けから、 手術をして入院すると、 たぶん母親本人から告げられました。 病気というものが、漠然と怖く、 母親が辛いだろうと思うのと同時に、 離れて暮らすことがとても怖くて、 とても寂しく、悲しくなり、 妹や弟が無邪気な中、 私一人で泣いていたと思います。 それまでも4人兄妹弟の長女として、 妹、弟のお世話や、

        2021年のお盆

          今年の私のお盆

          7,8年ぶりくらいのお盆のお休み。 精神のデトックスを今日から3日間の休みの中でしたいなと思っていた。 何をするか決めずにいたが、 今朝、ふと思い立ち、 とても久しぶりに、 埃のかぶった電子ピアノで、 私の弾ける曲を何曲か演奏。 2曲目の途中くらいから、 よく弾いていた子どもの頃の想いや情景が思い出されて、涙が止まらなくなった。 弾いている最中、亡くなった母や、祖母が、 私の中に入って来たかのような感覚があり、 私を慰め、労ってくれた。 自分の感情は、 自分でもわから

          今年の私のお盆