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買い物依存と対峙する

長いこと買い物依存症をやっている。

昔から買い物は好きだった。特に洋服を買うのが好きだった。
20代後半のある時、私は信じられないほどの買い物をし、買い物依存症へと足を踏み入れていくのである。

いつしか、鬱病と強迫性障害を併発して30代を過ごした。

月日が経ち、43歳。
私はいよいよ買い物依存症と対峙することにした。

カウンセリングでカウンセラーに相談した結果、以下のことをやるように、アドバイスをもらった。

1. トリガーをつぶす

まずは買い物へ結びつくきっかけ、トリガー(引き金)を全て潰していく。

私の場合、

  • SNS

  • メルマガ

  • お店

  • 街で見かける人

  • ネット

  • たまにテレビ

このくらいあった。

主にネット内にトリガーがあるので、全て潰していく。

まず、全SNSのアカウントを消した。
私のSNS登録数はだいたい10個近くあったが、それらのアカウントをことごとく消していった。

次に、メルマガ設定してあるものを全て解約した。
とりあえず目についたメルマガ全てを。
そして、来るもの来るもの次から次へと解除していった。
これは結構手間がかかった上に、普段そんなにこないけど、めちゃくちゃ好みのメルマガとかがあとになって来たりすると引き金になって危なかった。

そして、なるべくお店には近寄らない。
できたら街を避けるようにした。
クリニックやデイケアの行き帰りなんかは、街の方を通ることになるが、ショッピングモールなどは見ずに、まっすぐ帰ることを心がけた。

ひとまず、この辺を徹底した。

しかし、SNSだけはどうしても耐えきれず、新しくアカウントを作ってしまった。
しかし、買い物に結びつくようなフォローはしないことを決めてやっていたら、前よりもずいぶんと快適にやれるようになった。

次に

2. 1日3分やめるノートを書いてみる

中島美鈴先生の著書、1日3分やめるノートこれをやってみることだ。

YouTubeでも解説している。

これの中で紹介されてる、やめるノートをつけてみた。

  1. 今日の出来事

  2. やめたい習慣の量

  3. 本当に欲しかったもの

  4. 代替行動    

これらをノートに書き出していく。

すると、だんだんと自分が本当は何を求めているのかが見えてきた。
私は、満たされ感が欲しいのと、わくわくできる期待感。
シンプルにまとめるとこれらを求めているらしい。
服を買うのも、自分が良いものになれそうな期待感だ。
(私の買い物依存はだいたい服飾関係)

最近、朝ランニングや筋トレ、そのための早寝早起き、SNSの充実、趣味の幅の広がりなどによって、なんだか心が満たされ、わくわくし、新しいことへの期待感も高まって、買い物したい気持ちにならなくなってきている。

もちろん、0ではない。
本を買ったり、シルバニアの赤ちゃんを買ったり、スマートウォッチを買ってしまったり、やらかしてることもある。
が、確かに買い物してない日、買い物のことを考えない日が着実に増えているように思う。

出だしは好調だ。

この調子で、カウンセラーに相談し話し合い、取り組みを続けていきたいと思う。

また、次の取り組み、成果などを次のnoteに書いていきたい。

このnoteを書くのも、治療の一貫である。
もし、このnoteが誰かの役に立つことを祈って…。

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