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【Vol.31】人生のMission

いつの頃からだろう。
僕は、人生のMissionを”笑顔総量の極大化”と置いています。

きっかけは、リクルートで住宅領域を担当していた時。
不動産デベロッパーがカスタマーに提供しているものは、
”家を買った後の暮らし”であり、物件ではない。

だからこそ、自分も、物件完売じゃなくて、
完売した後のカスタマーの幸せな暮らしにコミットしないとダメなんだ。
と気づいた時だった。

買った後、引っ越した後に、「あー、この街を選んで良かった。」と思ってもらうこと。日々の暮らしの中で”笑顔でいる瞬間”を増やしたい。

そんな時に、映画”Always3丁目の夕日”を見て、みんながいまよりも良くなることを目指して、協力し合いながら、辛いことも楽しんで前を目指している。みたいな世の中がまた来たら良いな。人が人を思いやって、人と人が温かく関わり合うような世の中になったら良いな。

そんなことから、笑顔総量の極大化と言い始めました。

苦しいことも、辛いことも、笑顔で前向きに取り組めれば、パフォーマンスは上がる。そして、その瞬間を楽しめるかどうか?で人生は大きく変わる。

Alwaysで描かれている高度経済成長の時代って、東京オリンピックや、東京タワーとか、わかりやすく経済や世の中が進化し続けてたから、みんな目標があったし夢があった。いまよりも良くなる。今日よりも明日はもっと良い世の中になる。そんな希望もあった。

まさに、楽しいことを掛け算で、苦しいことを割り算で。わかりやすい共通目標があったから、苦楽を共にできたんだろうなと思う。(もちろん、映画ですから、美しく描かれているのは理解してますけどね。)

そしてもう1つ。
この夢っていう言葉にも結構引っかかってた。

大人になるにつれて、夢について考えなくなるんじゃない?っていう。

いつの頃からか、進路=学校選びや企業選びに変わる。何をやるかじゃなくて、どこにいくかが進路になっていくことにも違和感がある。

子供の頃なんてまだ何者でもなくて。何者にでもなれるんだと思うんだ。刀の森岡さんも本で言ってたけど、やっぱりPercpectiveの中でしか生きられない。幼稚園児が、アンパンマンやおまわりさんって言うのは、その子達にとってかっこいい存在とかお仕事ってそれしかないからなんだということ。

だから、新しい世界や、見たことのない世界を見せてあげること。世の中の裏側や仕組みを教えてあげること。そして、できないと思っていたことができるとか、自分にはできるんだという自己効力感を成功体験を通じて感じてもらうこと。これが大事になってくる。

大人の押しつけかもしれないし、余計なお世話かもしれないんだけど、純粋に、教えてあげたい。世の中ってこんなにおもしろいよ!ビジネスってこんなに楽しいよ!って。

こないだとある学校の先生と話をしている時に、
「企業で働いている人たちがどんなこと考えて何やってるか話して欲しい」
と言われて、改めて思った。

ライフイズテックは、”中高生1人ひとりの可能性を1人でも多く最大限伸ばす”ということをMissionとして負っています。そして、ITやAIを活用して世の中を変えていくようなイノベーション人材を育てることを目指しています。

なぜ僕がリクルート→マクロミル→ライフイズテックというキャリアを歩んでいるのか。そこに立ち返った時に、いま自分がやっていることの意味や、やらなければならないことがすごく明確になると改めて思った。

入社してもうすぐ半年。13年間の中でやったことないことしかやってなくて、戸惑いまくって七転八倒しまくってるんだけども、未来を明るくしようとしている大人たちがたくさんいることが分かったし、子供たちを導こうとしている大人がたーーーっくさんいるころも分かった。

自分のキャリアの掛け算の中で見えたこと、培ってきたことを、
少しでも中高生に還元できるような、そして、いままでお世話になってきた世の中に対して少しでも恩返しできるような、そんな仕事をしたい。

そして、笑顔総量の極大化という人生のMission。

自分1人の力なんて限られてる。自分ができることなんて、ほんとに微々たるもん。だからこそ、みんなが相手のことを思って、誰かを笑顔にすることを想像して、チャレンジをして切磋琢磨していく。そんな世の中を実現したい。青臭いけど、これがどんなビジネスなのか分からないけど、ここは目指したいですね。

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