見出し画像

マスタケ食レポ

そういえばマスタケって毒きのこ扱いだった。
もし加熱不充分で食べても腹痛が起きる程度で

(とは言いますが一般人にとって結構重大な件ですが…)

自分の中では普通に食べますし毒レベルが低くてすっかり忘れてました。

毒きのこの毒成分は一つ一つ違い、治療薬はほとんど無く、腹痛に胃腸薬など基本対処療法です。毒の強さ別に分けると…

毒レベル1
発症しても自然治癒で数時間〜1日で治る。
例:ベニテングタケ、マスタケ。
毒レベル2
放って置いても治る場合もあるが重症化の可能性アリ。病院行けば治る。
例:ツキヨタケ。
毒レベル3
病院行っても肝臓、腎臓など内蔵に重度の後遺症、死亡する場合も。
例:シロタマゴタケ、カエンタケ。

マスタケは加熱が不充分だと腹痛が起きます。
どのぐらい加熱が必要かというと、炒めるだけでは不充分で、煮込んだり炊き込みご飯にしないといけません。

というわけで加熱が充分な炊き込みご飯にしました。

画像1


マスタケは生の時はマットレスや枕に使われるウレタンのようなスポンジゴムのような不思議な弾力がありますが、加熱すると魚の煮付けのような弾力に変わります。
その食感は鱒。
まさに名の通りのマスタケ。

マスタケの炊き込みご飯を初めて食べたのは、きのこ採りの駆け出しの頃に、地元の産直の食堂ででした。
食堂のおばちゃん=田舎のかーちゃんの作る炊き込みご飯はおそらく家々で代々受け継がれてきたコツもあり謎に美味かった…。
自分で作った炊き込みご飯は美味しかったが、おばちゃんの炊き込みご飯のほうが美味くコツを聞いとくべきだった…と、後悔しました。

最初の頃は見たくても探すのに苦労しましたがコツを掴んで安定して収穫できるまで成長しました。
今後も色んなきのこを食べてみたいです。

最後に、自分の行動で人類が新たな食材に出会える活動のためのサポートをお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?