いや、逆だってば……

羽田事故の当夜、Youtubeで交信記録とそのコメント見て書いたのが下。

・海保機には離陸許可なかった
・炭素繊維機の事例に海外関心
・官庁擁護発動と官の同士討ち
だいたい、2、3日ほど先行できた。

じゃぁ「Youtubeがあれば、もう報道は要らない」のか?
それは違う。逆です。

あたしゃ新聞社で、情報の選別・格付けに従事していました。
種々雑多な主張があふれる中から、肝心な情報を見付け出すのも、腕が要るのです。

「ネット情報があれば報道機関は要らない」じゃなく「ネットに情報が溢れているからこそ報道機関が要る」と考えていただければ幸いです。

僕は的中を誇るわけじゃないよ。記事の格付け作業は、新聞社で最底辺の業務です。「記者をさせられないノータリンども」でさえ、この程度は的中する。と御理解ください。


情報選別技術は、1昔前「キュレーション」という語で流行らせられかけたが、なぜか「パクリ媒体」の意味に変化しちゃって、消えたんだよなぁw

これは新聞記者側にも問題があって「現場主義」「食い込んでる」にヒロイズムをくすぐられ、情報の吟味に価値があるとは思ってなかった。
読者側にも問題があって「的中させたか」を後で検証しない、有名記者が自分側に付いたか否か、しか興味がないのかもw

元社会部や元特派員を「編集者」に据える。
それ、肩書きが華やかなだけで編集は未経験者ですw。
ネット媒体に「キュレーション」が定着しなかったのは、肩書き優先も一因でしょう。

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