覚えてない幼少時に憧憬

ミツオカの試作車、ネット記事が反復されている。70年代のアメ車風デザインを再現するのに、シビックに付け鼻した物だ。

ミツオカというと「マーチで英車のパチモン」のイメージが強かった。もっと昔は、戦前型ベンツの模造を作っていたかと。

ひょっとすると、4,50年前を狙う、顧客が生まれた頃の流行に合わせるのが、偽旧車商売のコツかもしれない。

私は、S42年生まれで、30年代のデザインが好きだ。ブルーバードだと310、電車だと湘南型、それが高じてベスパや、ダイハツのパチ物を買ったほどだ。

物心ついた頃の「たまに見かけるけど消えていった物」に、愛着を覚えるのかもしれない。

70年代アメ車は、暑苦しいほど窓が狭く、鉄板の抑揚が強かった。
日本車もそれを模したが、幅が狭いので腰高な宇宙船が多かった。
ちょうど排気ガス規制があり、出力低下と排熱が酷かった。窓の狭い70年代車は、暑苦しくて鈍重な存在だったのだ。だから、その反動として、スーパーカーとジウジアーロデザインとバブル高出力車が順に流行った。

当時を覚えていると、そんなもんだが、80年ごろに生まれた人にとってケンメリは「伝説」なんだろなぁ。

シビック使ってダッジを模したら、結果的に?ケンメリに似たwミツオカ試作車。
あれ、ケンメリというより、70年代を記憶する者には、バイオレットに見えるwwwヤリスの2色塗装なら京都のタクシーだ。

あと10年15年したら、ミツオカは80年代の直線デザインを模しているのだろうか? 純白で電車のようなエアロ、フェンダーに3段グラデのステッカー、ホイールは皿に換気扇w

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