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今週のkinologue【4/26-5/2】

どこにも行けない連休は、今、いちばん頭の中を占めている国のことを想って過ごすことに。最後に行ってから、もうすぐ4年になってしまうけど。

今週も引き続き字幕作業。細かいところが色々気になってごめんなさいですが、丁寧に戻してくれる翻訳者さんで助かっている。大体は詰まってきたので、あとは人名や地名の表記チェック。もう一息だー!
そして、デザイナーさんからロゴが送られてきた。3タイプあったが、デザイナーさんのイチオシにコレだなと。このデザイナーさんは全てのkinologue配給作品を手掛けていて、いつもどういう意味を込めてロゴを作ったか、しっかり伝えてくれる。深く考えてくれているのだなぁと本当に嬉しい。記号が入ってバランスが難しい邦題に、ニュートラルで柔らかさもありながら凛としていて、この映画にぴったりなロゴにとても満足。
そろそろプレス向けの資料も作らないといけないので、専門家の先生に原稿を依頼する。この映画の配給を検討している時に、真っ先に相談した友人から紹介して貰ったのが、この先生。オンラインで作品を観て貰ってからミーティングをして、興味深いお話を色々伺った。おかげでこの映画を配給する意味が深まった。宣伝の方針を立てる頃に、映画が扱っているテーマの専門家にあたるというのは、恐らくどんな宣伝担当者もやっていることだろう。私もこれまで様々なジャンルの専門家に相談をしてきたが、多くの場合、快諾してくれる。こういう時に映画の魔力を感じる。みんな、映画というものに優しいのだ。今回も快諾を頂き、先生から原稿を頂くのがとても楽しみ。きっとまた、この映画を観る人たちの興味を掻き立ててくれるだろう。

送られてきたのは先週だが、今週はこれを眺めて、ずっと癒されていた。

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仙台の移動本屋・ペンギン文庫さんのオリジナルショッピングバッグで、いつも告知が出るとすぐに売り切れてしまう人気商品。皮のポケットは文庫サイズで、ペンギン文庫さんセレクトの文庫3冊のうち1冊を選ぶことができる。気になっていた新刊のアーノルド・ローベル「かえるの哲学」を選んだが、すぐ後に「がまくんとかえるくん」展の展示をつくっていた人と縁があり、手元に来るべくして来た感じ。そもそも、ペンギン文庫さんとは青森の “サウナのあるところ” で出会った。ちょうど『サウナのあるところ』公開間近だった頃で、サウナの話で盛り上がり、2日後に仙台でトウホグサウナ委員会さんと引き合わせてくれた。これもとても不思議な縁。この縁を呼ぶバッグは、「サウナバッグにもなりますよ」というメッセージと共に届いた。これを眺めては、連休後にどのサウナでデビューさせるか思い巡らせるのが、今週イチ現実逃避の楽しい時間だった。





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