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今週のkinologue【8/8-14】

台風のお盆入りって人生初ではないだろうか。例年の予定が色々狂って、お墓参り後に慌ててごはんを炊いて精進のお膳を用意。隣りには餓鬼さん分も用意する。「お盆前までに上げてもらえますか?」とお願いした仕事が2件。二つとも今週ちゃんと上がってきた。ありがたや。こうやってお盆前を忙しくさせる側でもあるし、お盆明けまでに出さなければいけないものに四苦八苦している側でもある。お盆って明日までだよなぁ、、、ひー。

今週もバタバタであっという間に過ぎ去ったけど、それでも少しは楽しみたいよ、夏休み♪  7月で夏休み終わり!と言ったけどお盆だもの、仕方なし。
急に観たくなって予告編上映中に滑り込んだ『真夏の夜のジャズ』@鎌倉川喜多映画記念館。特にジャズ好きという訳でもないけれど、この日は呼ばれた気がする。映画が始まると理由がわかった。これってニューポートジャズフェスティバルだったのか。少し前に大感動したジョニ・ミッチェル復活がニューポートフォークフェスティバルだったからのおお!と、高校生の夏休みにいった初海外がアメリカ東部でここ行ったことあるじゃん!と、映画の筋とは全く違うところで引き込まれたが、これが意外と正しかった(と思う)。初めての海外、初めてのアメリカ、初めてのホームステイ先はケープコッドという海辺ののんびりした街だったが、学校のバス遠足で行ったのがニューポートだった。「え、これがマンション?」と目に飛び込んでくるのは豪邸ばかり。マンションとmansionの違いにびっくりしたのは今でも覚えている。その時の景色が、フェスが始まる前にバンドがオープンカーで街を巡るシーンでよみがえった(時代は違うけど)。ああ、アメリカって眩しいなぁと、日本の高校生は純粋に思ったのでした。同時に進行していたアメリカズカップにも、ラルフローレンの記念バッグを買って帰った思い出が。
そんなノスタルジーに浸りながら、これってジャズのライブ映画ではなく、アメリカの夏の1日の物語なんだなと気づいた。もちろんアーティストの演奏も素晴らしいけど、大人も子どもも、この夏の1日を存分に楽しんでいたのが美しかった。夏休みってこれだよね。今週観て、本当に正解だった。

決して夜だけの話じゃなかったのに『真夏の夜のジャズ』という邦題。
やっぱりジャズには夜が似合うのかな。

来週末のお楽しみ(結局まだまだ続く夏休み)も仕込めたことだし、お盆明けの8月後半戦もフルで勤しんでいきましょ。

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